術後の様子は | イヌネコニンゲン!まっき〜ズ

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3年8ヶ月、闘病生活を送ったよっし〜がカワユイ天使ちゃんになって( ´艸`)母子家庭になったココペギデヴォン&まっき〜の生活を綴ります(・∀・)

いやぁ~、長かったですね(><;)
まさか24時間もかかる大手術になるとは思っていませんでした。。。
心配してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
私は昨日の夜19時から「そろそろ終わる」と思い始め、それからずーーーっと気が張った状態で疲れましたが、皆さんのコメントやメールに随分と励まされました。コメントやメールを頂けなかった方も大丈夫です!きっと私のことを心配して、気を使って頂いたこともきちんとわかってますから(^_^)v

最後の更新で、家族待機室にいた私ですが、どうしてもトイレに行きたくなり、トイレを覗いてみると「絶対にムリ」って思えるようなトイレだったので(笑)、家族待機室のあるフロアを出て、回復室のあるフロアに移動して、そこのソファーで待つことにしました。そろそろ戻ってくる時間でもあったので♪

前回の大腸の手術では、「うぅぅぅぅ」「痛いぃぃぃぃ」「熱いぃぃぃぃぃ」と小さな声で唸っていたよっし~を見るのが辛かった(。>0<。)先生の説明を受けた後に「(あんなに弱っている)本人に会うのが怖い」と拒否したくらい(^▽^;)だけど、先生達に説得されて(しかも担当医が付き添ってくれて、常に話しかけてくれて)結局は一緒にいたけど。
だけど、今回は凄く会いたかった!24時間耐え抜いたよっし~に「頑張ったね!」って言ってあげたかったから♪ガンが発覚してから、いつも頑張って、小言を言いながらも私や先生の言うことをきちんと守って、前向きに頑張ってきたよっし~。最後に24時間も手術に耐えたことを、私はなぜか誇りに思っていた。

「10時頃に戻ってきますよ」とのことだったけど、戻ってきたのは10時半。ソファーに座り、曇りガラス越しに、よっし~が色々と処置して貰っているのを遠くから眺めていると、先生が出てきた!先生に「長時間ありがとうございました」と言おうかと、だけど、「それも嫌みな言葉?」と悩んでしまったり。。。それに紳士的で素敵だと思っていた先生が、長時間の手術で「本当に先生?」って思うほど、普通のおっさんに変貌(笑)フラフラしながら歩いてきた先生は「まっき~さん(よっし~の妻)どうぞ~」と呼んでくれて、心配だった手術の説明を受けました。

「予定をもの凄くオーバーしてしまいましたが」と言いながら苦笑する先生に、なぜか吹き出して笑ってしまった私(笑)どうして笑ってしまったかわからない。。。何も知らないナースステーションにいた他の科の先生が驚いた顔でこちらを見たくらい(笑)ずっとはっていた緊張の糸がプチッと切れた瞬間だったのでしょうね(^▽^;)

なぜ、長時間かかったのか。。。
入院当日受けた手術の説明どおり手術を進めていると、術中エコーで怪しい陰を2つ発見したとのこと。「もの凄く小さくて、その部分だけを切り取ることは難しいし、完全ではない」とのことで、その部分周辺を大きく切除することになったから、らしい。

切除した肝臓を見せてもらったが、結構大きい!
女性の握りこぶし2個分くらいの大きさ。健康な肝臓で、切除できる範囲は約70%ということは説明を受けていたけど、肝臓がどんだけの大きさかわからなかったので心配になる。。。
「これで、肝臓の何分の何くらいなんですか?」と尋ねると、「1/4ですよ。身体が大きいからね肝臓も大きくて、これでも1/4なんですよ」と安心できる言葉を。
他にも「今は人工呼吸器を付けているけど、若いからすぐに外せると思いますよ」「長時間かかったから、1日は寝かせてあげたいから、薬を使って眠らせています」「出血はね、多分これ以上ないとは思います」などなど説明を受けました。

説明を受けて、またしばしソファーで待つ。。。
11時半頃、やっと呼ばれて、入ったのはICU。。。イメージ的には、前回の大腸の手術の時みたいな画を想像していたが、もっと沢山の管につながれていて、人工呼吸器をのせられている姿が目に入る。。。
$よっし~のガン闘病記
こんなのドラマやドキュメンタリーでしか見たことないし(><;)
しかも、自分の夫が、こんな姿に。。。瞑っている目には涙が見える。。。こんな姿を見て、固まってしまって、身動きが取れず、言葉も出ず。。。あんなに「会いたい」と思っていたのに、会ったとたん気持ちがシューーンとしてしまった(;^_^A

家族はきっと、普通は声をかけるんでしょうね。。。
私はただただ呆然と立ち尽くし、先生や看護師さんの問いかけにも「はい」としか答えられなかった。。。涙が出そうだった。。。「大丈夫ですよ」と言われても、目の前にいる夫は、沢山の器具につながれている。。。あんなによっし~が嫌がっていた首の点滴も、しっかりされていて、脈と一緒にドクっドクっと動いている。。。本当に言葉が出ないほど呆然としていた私。。。

その後2人っきりにされて。。。
やっと言えた「よっし~、頑張ったね」の言葉。沢山肩をなでました。そして、きっと本人が後々見たいであろう、よっし~が沢山の管につながれて眠っている写真と動画を撮りました。
$よっし~のガン闘病記
暴れて管を抜かないように、両腕は拘束されていました。
今は薬で眠っているけど、意識が戻ったら、身体が痛いんだろうな。
まだまだ「頑張れ、よっし~」なのです。

本人に会えれば、次はワンニャンの心配。。。
こんなに時間がかかるとは思ってもおらず、シッターさんは30日の夜だけの約束(><;)朝ご飯も食べてないし、長時間のお留守番になったので(^▽^;)
今まで「世の中で一番大切なのは、うちのワンニャン」だと思っていた私は、よっし~のガンが発覚してからは「よっし~が一番大切」だと大変化していたので、今回よっし~に会えるまでは本当にワンニャンのことは忘れていた。。。きっとよっし~の意識があれば、「早く家に帰って、ワンニャンにご飯あげて」と言うに違いないので、12時過ぎに病院を出ることに。。。

回復室の看護師さんに告げる。。。
「1度帰ろうと思うんですけど」って言うと、「大丈夫ですよ!安心してください」って♪正直、回復室のあるフロアには、あまり好印象を持ってなかった。。。数名「本当に仕事してる?」って思えるチャラいのがいるから(笑)だけど、今回担当してくれた看護師さんが頼れる人で、思わず本音で「あんな姿を見るのは正直辛い」と漏らしてしまった。。。「大丈夫!明日は午前中に先生の判断で、色々と管が外れて行くと思うので、夕方にくるときっと安心して面会できますよ」と教えてくれた♪「なにかあった時の為に、ドアはこうやって開けておきますから」ってICUとナースステーションをつなぐドアも開けてくれた♪だから安心して、今日は病院へは戻らずに帰宅した。

余談ですが。。。
ICUを出る時に「じゃぁ、よっし~!明日またくるからね」と3度ほど肩を叩きました!そうすると、モニターがけたたましい音を立て始めたし。。。どうやら心臓の上あたりを叩いたらしく、「呼吸が速すぎます」とのエラーが表示されたらしい(笑)今後、同じことに遭遇する方は、どうか「叩く」じゃなっくて「触れる」か「なでる」にしてください( ´艸`)

まさか自分も病院に1泊するとは。。。
長い長い1日半が終わって、車に乗り込むと、自然と涙が!今までのことを思い起こし、「本当に帰ってよかったのか?」などと考えながら帰宅。家に帰ると、太陽が燦々と降り注ぐのに、カーテン閉めっぱなしで、カーテンの裾から顔を覗かせるワンコ発見!!飼い主が帰ってきて、嬉しくて鼻水をたらしてる(笑)本当に家族一丸となって、今回は頑張りました♪
で、1泊するとは思ってもいなかったので、洗顔も歯磨きも着替えも持っていなかった私。。。歯磨きはコンビニで買ったし、洗顔も病院で貰える使い捨てのおしぼりがあったので、それで済ませた。けど、靴下は思ってもいなかった。。。ワンコ大興奮みたいに、靴下が超異臭(笑)これから手術を迎える患者さんのご家族、うちみたいに何かあった時の為にどうか着替えを持参してください( ´艸`)

本当に家族だけじゃない、沢山の人が今回も心配してくださいました。
本当にどれだけ心強かったか!
本当に本当に私達は幸せ者です♪
ありがとうございました!!
ブログのコメント返信、FBのコメント返信は、申し訳ないのですが、明日にさせてくださいね。


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