2013年 ~11月中旬まで | 雨奇晴好(うきせいこう) のんびり日記

雨奇晴好(うきせいこう) のんびり日記

2013年3月、夫に突然の「肺がん宣告(ステージⅣ)」、あらーそっかーじゃあのんびり楽しく過ごそうね!と誓った夫婦の日記です。
のんびりぐうたら夫婦の日記です。それでもいいよー!という方のみご覧下さい。※拙ブログの画像・文章の無断転載はご遠慮下さい。

シスプラチン+アリムタ:1

シスプラチン+アリムタ:2へ


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2013/11/20

2013/12/5
副作用について追記しました。

2013/12/14

副作用について追記しました。

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10月下旬のCTで肺に新たな腫瘍がふたつ見つかり、夫は11月16日現在入院しています。


転移している肝臓とリンパ節に関しては何も言われず、

「『イレッサが効かなくなった』、という言葉を遣いますが、効いている箇所とそうでない箇所がある、という意味の方が強いです」と、先生は何度も仰いました。

肺の中の腫瘍のひとつは、1.7cmと肉眼(?)でもはっきりと映っていました。

いつもはポーカーフェイスの先生も、「治療方法を変えます。出来るだけ早くに入院を」と、主観ですが焦りが見られたように感じました。


今回の治療は「シスプラチン+アリムタ」です。

点滴は一日のみ、水分と吐き気止めも交互に入れ、全てが終わったのは15時過ぎだったかと思います。

本日で3日目ですが、副作用の吐き気はまだ起きていません。


吐き気はないですが、イレッサ服用時に悩まされていた「下痢」がなくなり、便秘気味とのことでちょっと苦しそうです。

副作用のもうひとつはイレッサ時代とは違った発疹です。

蕁麻疹のような細かく紅い発疹が、ふくらはぎ一面に出ていました。こちらは痒みを伴わないそうです。


月曜日の診察次第では、その日に退院になるかもです。

とはいえ3週間毎に入院治療となるので、12月末は病院で過ごすことになるかも。

でも、20年近く、年末年始関係なく働いていた夫だったので、ゆっくり休めるといいなと思う自分がいます。



シスプラチン、アリムタは効きます。

ぎゅーーっと腫瘍を縮めて、跡形もなく消してくれます。

言霊!!



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新たな腫瘍が見つかって、夫がぽつりといいました。


「やっぱりストレスだよなあ」


仕事の愚痴や人の悪口を言うことのない夫でしたが、職場での人間関係でいろいろあったらしく、「この腫瘍はストレスからだと思う」と何度も言いました。

そのストレス源のひとつに自分も入っています。本当に申し訳ない。情けない。


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2013年11月20日 21時追記


副作用について


シスプラチンの副作用は、11/20現在「耳鳴り」「飛行機に乗った時に起こる耳の不快感」とのことです。

吐き気は「イメンド」が良く効いたようで入院時~現在も起きていません。

耳鳴りはこまめに起きているようで、とても辛そうです。


2013年12月5日 24時追記


耳鳴りと書きましたが、耳鳴り自体はシスプラチン投入後三日ほどで治まり、どちらかというと「飛行機に乗った時の耳の不快感」「プールで水が耳に入った時のような膨張感?」が続いたそうです。

一週間くらいでそれらは全て消えましたが、診察時に「耳鳴りが続きました」と夫が言うと、「耳鳴りが続くようでしたらすぐに言って下さい」

先生が真面目な顔をして何度も仰いました。

ネットで調べた情報を気にとめてはいましたが、シスプラチンの中でも「耳鳴り」は重度の副作用なのだと認識した瞬間でした。

12/5現在、夫は二回目のシスプラチン投薬入院です。


でもでも、すぐに退院予定です。

夫はものすっごく元気です。^^


2013年12月14日 11時追記


副作用の吐き気について


12月5日に二回目のシスプラチン+アリムタを投薬した夫ですが、「吐き気」の副作用は今回もほとんど起こりませんでした。

吐き気止めの「イメンド」が、とても良く効いているみたいです。

退院翌日から普通に出勤しています。


ありがとう。

ありがとうございます。

なんだか不思議と、ありがとう、という気持ち・言葉が出る今日この頃です。(怪しいですね。^^;)