用井温泉 西土佐 山村ヘルスセンター〈ほぼジモセンの、ある意味で秘湯?笑〉@高知県四万十市用井 | いろいろアウトな日々

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ただ、一さいは過ぎて行きます。


さて、四国温泉旅行も
いよいよ四万十川流域へ。

「あしずり温泉郷」から
はるばると約80km、
地道をえっちらおっちらと
2時間くらい走りまして。

やって来たのは、
四万十川中流域にあたる
「江川崎(えかわざき)」という町。

宿に向かう前に
この日5湯目となる温泉に
ちょっと寄り道。

この地には「用井温泉」という
温泉が湧いていまして、
日帰り温泉施設はたった2つ。

「星」の名前を冠した
立派なリゾートホテルと
僕が訪問したこちら……






『西土佐 山村ヘルスセンター』
さんです。

ググって調べてみますと
『四万十市山村ヘルスセンター』
という名前でも出てきます。

「旧西土佐村」は現在、
四万十市になりましたから、
名称変更されたのかも知れません。

とにかく!!!

先述した
「星」の名前が付くホテルとは
入浴料・宿泊料ともに
格段の差があります。

もちろん
『西土佐 山村ヘルスセンター』さんが
安いに決まっています!(笑)

あと、これ先に書いちゃいます。

この施設、ググって調べても
情報がほとんどない!!!

つまり温泉マニアでも
ほとんど誰も知らない、
誰も行ってない施設なんですよ。

いわば
「ジモセン」(地元住民専用)
的な施設でして。

今日は記事内容的に
温泉に興味がない方には
つまんないと思います(苦笑)。

でも俺はこれでも一応
温泉ブロガーなんでねー(笑)、
資料的価値があるものとして
この記事を残しておきたいのです。




夏期の入浴時間はこんな感じ。




料金関係。

メガネが置いてあるのは
老眼の方への
ホスピタリティでしょうか?(笑)

宿泊料がクソ安い!!!(爆)

ただしこれは素泊まりの料金で、
1泊2食付だと6810円~
になるようです。
(※要確認でお願いします。)




ロビー?休憩所?もあります。




浴場入口。

脱衣場の写メは撮れませんでした。

意外と混んでるんですよ、ここ。




浴室には
小さな浴槽がひとつあるだけ。

浴室も狭くて、かつ、
先客が2名おられまして、
この写メ1枚撮るのが
精一杯でした。

浴室内に
一度に4~5人も入れば
窮屈さを感じると思います。

お湯は無色透明・無臭です。

温泉分析書などの掲示がないため、
泉質や利用状況など詳しいことは
一切わかりません!(苦笑)

ただね。

「星」の名前のホテルのお湯は
泉質:ナトリウム‐炭酸水素塩泉
泉温:17.5℃
との記載がありました。

あと、説明はしませんが、
「温泉法第2条の規定泉
(硫黄泉・炭酸水素ナトリウム)」
といった記述も見つけました。

加水・加温・循環・消毒、
何でもアリだそうです(苦笑)。

まあ何だ、温泉としては
それほど優れた泉質であると
言いにくいのは確かです。

でもさ。

俺は好きなんだよ、
こんな感じの
飾り気のない鄙びた温泉が!

倒置法を使って表現したほど
好きなんです(笑)。

クセのない熱めのお湯は
さっぱりとした浴感。

地元住民の方に混じって
ゆったりお湯につかっていると、
長時間の運転の疲れが
癒されるような気がします。

今日は遠くまで来たもんだなあ、
しみじみと旅情を感じるひと時。

心安らぐそんな時間を
かみしめるように味わうのが
俺は好きなんですよ。

それには立派な温泉施設よりも、
むしろささやかな浴場がいい。

近くにはカヌー館なんかもあって、
カヌー遊びや川遊びの後に
さっぱりと汗を流すには
もってこいの温泉です。

お近くにお越しの際は
ぜひ、どうぞ。