なぜトランプ政権と折り合いをつけたはずの日本安倍政権は米・韓・朝会談で蚊帳の外なのか | 木村佳子のブログ

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民主党・オバマ元大統領は何しに日本に?

安倍首相とランチを楽しんだのだそう

 

オバマ元大統領はアメリカ通の話によると引退する気はさらさらないかのようにホワイトハウス至近に豪邸を構え、院政を敷くかのような印象を周囲に与えているとか。

フィクサー然とされているという話です。

 

おそらく11月のアメリカ中間選挙絡み、今般のトランプ大統領(共和党)が韓国・北朝鮮・米国で会談調整中の今、その件で安倍首相と話たいことがあったのではないかと想像します。

 

トランプ大統領の腹は読みにくいですね。

「次期大統領はヒラリー」と聞かされていたという安倍氏。

トランプ当選に「なぜだ! 話が違う」といったとか言わなかったとか。

すぐさま、ゴルフ・シャフトを携え、トランプ氏に会いに行き、

トランプ氏の大統領就任後、多額の投資話を携えて再度訪米した安倍総理。それを裏つけるかのように安倍氏は大歓待を受けたのでした。

 

あれですっかりトランプ大統領と安倍さんはうまくいっているという印象になったのですが、

実はそうでもないかもしれません。

 

なぜ、関税問題で日本も対象国に。

オーストラリアや韓国は対象外なのになぜ、日米同盟を強化している安倍氏のメンツをつぶすように関税対象国なのか。

しかも一年も森友漬け。

頭越しに韓国・北朝鮮と会談も予定してしまう。

 

平昌オリンピック後、いきなりでした。

 

背景になにがあるのか?

仮説として目下、考えられるのは

韓国・北朝鮮にアメリカが接近。日本は蚊帳の外にしておいて

 

仮説①

将来、日本と中国の緊張を高めて、日本のコスト負担で中国の台頭をたたこうとする戦略があるのかもしれない。

仮説②

日本の親中派から情報がだだ漏れになるのを防ぎたいから距離を置いている?

仮説③

安倍氏の後の政権担当候補者が固まってきたから安倍氏の切り捨て

 

などが浮かびます。

 

引き続きウオッチしていきたいですね。

ところで、米・韓・北会談が平和裏に行われるとの先入観は捨てておきたいと思います。

連日、ヘリが何の訓練なのかぶんぶん行き来しています。

方角としては湾岸と富士演習場かと推測します。

なぜなんでしょうね?

 

さて、毎週水曜日は「木村佳子の経済都市伝説」の更新日です。

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