ミオグロビンとは | 横山歯科医院

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[ミオグロビン]

(Wikipedia)


ミオグロビンは、筋肉中にあって酸素分子を代謝に必要な時まで貯蔵する
色素タンパク質。

1本のポリペプチド鎖と1分子のヘムからなり、酸素分子を結合する。

筋繊維中に広く見られ、球状タンパクで酸素を蓄える。


クジラ、アザラシ、イルカなど水中に潜る哺乳類は大量の酸素を貯蔵
しなければならないので、これらの筋肉には特に豊富に含まれている。

一般に動物の筋肉が赤いのはこのタンパク質に由来する。


酸素に対する親和性がヘモグロビンより高いので、血中のヘモグロビンから
酸素を受け取り貯蔵することができる。

ミオグロビンの構造と機能はヘモグロビンと類似性が高いが、ヘモグロビンが
4量体であるのに対してミオグロビンは単量体である点が大きく異なって
いる。


ミオグロビンは、筋挫滅や強い圧迫を受けた筋肉が開放されると、カリウム・
乳酸などと大量に流れ出し、「クラッシュ症候群」を引き起こし、急性
腎不全を引き起こす。