[金属アレルギーとメタルの種類]
金属アレルギーの多く出現する歯科用金属は
(1)ニッケル
(2)パラジウム
(3)クロム
(4)銅
(5)水銀
などですが、(1)ニッケルと(2)パラジウムが過半数を
占めます。
これまで、アレルギーがほとんどないとされていました金や
白金に対しても、アレルギーをしめす人が少なからずいる
ことがわかってきました。
さらに、アレルギーはほぼ皆無とされていましたチタンにでさえ
アレルギーをしめす人がいるようです。
インプラント(人工歯根)の主材料はチタンですが、アレルギー
が原因で脱落した症例が報告されています。
インプラント脱落の主原因は口腔清掃不良や歯ぎしりであり、
アレルギーによる脱落は極めて稀なケースです。