上達の仕方について | 大道塾横浜北支部)土曜1部のブログ

大道塾横浜北支部)土曜1部のブログ

横浜の着衣総合武道 「大道塾土曜午前クラス」の紹介ページ
通常は企業戦士である週末武道家の皆さんの奮闘記を記載しています。
大人から子供そして男性&女性とも約70名の皆さんが稽古に参加しています。
共に一緒に武道の稽古など如何でしょうか?

道場で人に武道を教えるようになって4年になりました。

これまでも指導をする機会もありましたが、

自分の稽古に役立つような結びつきを意識した内容であったり

大学時代のサークルとしての楽しく楽しくの運営であったりと

真剣にお客さんのことを考えての指導では無かった気がします。

だからと言って、決して今の自分が

ベストな対応が出来ていると思っているわけではありません。



それでも、よりベターな内容を目指そうと思いつつ行っていると

多かれ少なかれ発見があります。

そんな発見をした時に、心にとどめておこうとしても、

中々忘れてしまうことも多く

今回はそんな備忘録もかねて、ちょっと記録として残しておこうかなと思いまして。。。


そして今回の気づきとは、

「稽古時の上達って大きく二つに分かれるなぁ」

という事

言ってしまうと

①基本の上達をトリガーとしてスパーリングを含めた全体が上達するタイプ

 →ボトムアップ式

②スパーリングでの気づきをトリガーに基本を含めた全体が上達するタイプ

 →トップダウン式

です。

以前から述べている通り、これもどちらか一方と言うわけで無く、

①の要素が強かったり②の要素が強かったりと傾向を述べているにすぎませんが

この傾向によって、上達するための稽古内容(と言うより順序)が異なってくることに注意

と最近やっとそんなことに気づいたりしたのです。



一般的な流れで

準備体操→基本→移動→約束組手→スパーリング→技研

※個別→俯瞰

と行っていくと

①の傾向が強い方は比較的に伸びるんだけど、②のタイプは伸びない

では、

準備体操→スパーリング→技研→基本→ミット

※俯瞰→個別

等と、対人との実践を最初に持ってくると

②の傾向が強い方は比較的に伸びるんだけど、①のタイプが今度は伸びません。


それは、

稽古前半で気づきや内容のフィードバックを無意識的に

稽古後半に行っているからだと思います。


じゃ、どうする。と言うところが指導員の腕の見せ所かと思いますが。

最近のトライ&エラーの中で少しずつですが

どちらのタイプも比較的スムーズに上達してきているんじゃないのかな?

なんて思い始めています。

とは言え、その他色々と、まだ見えていない世界があるので。。。

まだまだ研鑽の毎日ですが(・。・;

ちょっと備忘しつつ、次に活かしていきたいなと思います。