強い打撃って | 大道塾横浜北支部)土曜1部のブログ

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横浜の着衣総合武道 「大道塾土曜午前クラス」の紹介ページ
通常は企業戦士である週末武道家の皆さんの奮闘記を記載しています。
大人から子供そして男性&女性とも約70名の皆さんが稽古に参加しています。
共に一緒に武道の稽古など如何でしょうか?

空道は総合武道ではありますが

技術体系としては総合格闘技の要素をもっています。、

そしてその中でも、打撃をメインとした総合格闘技になります。


その為、やっぱり打撃にこだわりを持ちたいと思いつつ

打撃をメインとしたポリシーでクラスの内容を持っていますが、

良く考えてみたら。。。

「強い打撃とは」ってテーマを全然考えずにここまでやってきたことに

気づきました。

「効く打撃」って、打撃力として強くなくても

①タイミングが良かったり

②角度が良かったり

③急所に入ったり

を的確に出来れば

ある程度効果的なものだったりします。

また、私のクラスは選手メインでなく、一般の生徒さんが多いクラスと言うことも有り

「強い打撃」をあまり気にせずエンジョイKUDOと言った感でやっています。

でも、最近はそんな効果的な技を出せるメンバーが増えてきまして。。。

そして、秋口には大会と言う目標を持つメンバも少しずつ表れ

そしたら、ふと湧き出す

●ちょっと物足りない感

そんな感からかどうか?自主トレで筋トレに励むメンバも増えてきて

→単純にカッコいい体に憧れているメンバが多い気もしますが

ラボラトリ(図書館)としては、例え屁理屈でも

「強い打撃とは」を理論で語れるようにならなければと思っているわけです。


実際問題、試合を想定して考えてみます。

試合中にタイミングや角度で決められればカッコいいですが

まぁ、相手も稽古を行い戦術を駆使して望んでくるため

タイミングや角度や急所で勝負を決めることはとっても難しい事

そんな時に、何処にあたっても、どんなタイミングであたっても効果のある打撃って

たしかに、魅力的であります。


でも、私からすると、そもそも「強い打撃って何?」

と、ここから始まってしまいます。

強い打撃の定義は何でしょうね。。。


(-_-)zzz 眠くなってきました。


一般論として

一般的には強い打撃=力積と捉えます。

力積は名の通り、力を積分化したもの

重要な事はここで言う力積とは

Ft=M(打ち元重さ) × 加速度(打撃点の) × 時間(接触時間)

これがある意味では運動量と同じとなり

MV=重さ×速度差異

となります。

何となく式的にも納得です。重さが大きくて、それの速度変化が大きければ

それだけ衝撃が大きそうな気がします。


ただ、いくら力積が大きくても、時間を掛けて力積を増した場合

単位時間当たりの力は0とニアリーイコールである為

衝撃としてはほぼなし


なので、個人的には、力積を微分したものが

打撃の強さ→衝撃と捉え

すなわち打撃の強さ(衝撃)=力(力積の微分)で良いのかと思うのです。

F = M × A


※これは個人的なこれまでの試合経験での感覚です。


とすると、意外にシンプルな式です。

打撃力に関わるのは 

M:質量

A:加速度

の両要素を考えればいいのだと


と式ではこんなにシンプルなんだけど

これが難しい

色々と質問事項が出てきます。

質量:打撃者の体重?

加速度:打ち抜いたときは打撃者の速度変化はほぼ生じないのでは

その辺は道場にて会話してみましょうか。。。

力(衝撃)をどう定義するのかを

ただ、打撃を強くするためのヒントが

こんなシンプルな式に色々ありそうだというのは

何となくわかりますね。。。