日経新聞に、東京大学教授が 「低い肥満人口率と米・茶」 というエッセーを
書いていました。
「 国際社会では、日本は今でも太った人が少ない国だ。
それを明瞭に示すのが、肥満人口率のデーターでアメリカの35,9パーセント、
英国の26,1パーセントなど欧米や新世界の国々の値に比べると、
日本は一桁小さく3,5パーセントだ。
これは、これまでの米を中心にしたヘルシーな食生活のおかげといっても
よいだろう。
・・・・日本では、甘味を加えないお茶が日常の飲料である・・・・」 と。
それが最近は、食の欧米化が進んで生活習慣病の糖尿病が、40代、50代
で何と5人に1人、70代で2人に1人という多さらしいです。
しかも、子供の肥満や運動不足から子供の糖尿病も増えているとか・・・・
うちは毎年の人間ドッグで、主人の数値が 毎晩お酒を飲んでいる割には
コレステロールや中性脂肪その他全て問題なくパーフェクトなのは、「奥さんの
毎日の手料理のおかげだと思います」 と医者は言ってくれます。
毎日ご飯を2合炊き、日曜日にまとめて買い物をするので
(近くにスーパーが無い為)、
月曜と火曜は、メインが魚料理と豆腐または生湯葉と野菜料理。
水曜と金曜が肉料理に野菜をタップリ加えたもの等バランス良くし、
木曜はメインを自家製の魚(又はエビとホタテ)の西京味噌漬け焼き、又は
漬け焼き、と言う風にしています。タイのポワレという日もあります。
毎週1週間の献立を考えるので、メニューは重なりません。
メインは、毎回オリジナルなものを考えます。
おかずは、ご飯に合うものを考え、もし中華や洋風料理でもその中に2~3種の
野菜を肉の2倍入れるようにしています。
副食は、必ず和風なものを合わせて、おかず3品にします。
最後は、ご飯一膳 (私は少しだけ) と 美味しい浅漬けで締めます。
家族は皆、糠漬けが苦手なので・・・・
だから、最近日本人の消費が、パンが米を上回ったと聞くと 全く驚きます。
朝食がパンというのはわかりますが、夕食までパンだとおかずも自然に洋風な
ものばかりに限られてしまい、カロリーオーバーになると思います。
昨今、本場のフランス料理でも新スペイン料理でも日本料理に深い関心を
持ち、昆布や鰹節の出汁を取り入れています。
それなのに、日本人が肥満に苦しむ欧米化に傾くのが、まったくもって理解
できません。
それに、お茶を良く飲む県はガンになる確率や死亡率が低いことも周知の事実
です。
もっと日本食を見直しましょうヨ