先日、「月心」の店の前で30分待っている間に、主人と息子は近くの植木屋
で、濃紫の野牡丹(のぼたん)を吟味して3鉢買い求めました。
野牡丹は、以前主人と箱根に旅した帰りに、箱根の植木屋さんでその美しさに
見惚れ、株を買い求めました。
前のマンションの庭に植えたところ、うまく根付いて2メートル程の大きな木に
なり、沢山の花を咲かせました。
今度も、うまく今の庭に根付いて花を楽しませてくれるといいのですが・・・・
紫の野牡丹の美しい花々を見ていると、紫色が好きで98歳までお洒落で
綺麗だった祖母を想い出します。 ・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
祖母は、短歌の佐々木信綱の弟子だったので、”紫光”という名前を頂いて
いました。
いつも、うす紫色の着物をはんなりと着ていた姿を思い出します。
紫色は、平安時代から高貴な色として扱われてきました。
私も、結婚祝いに紫色の総しぼりの着物を頂きましたが、着こなす自信が
なくて1回も袖を通さずじまいでした。
紫色を品よく着こなすのは、とても難しいと思います。