競輪場にいる紳士方の間で、準決が本命決着の時は「明日の決勝は荒れるぞ」とか、逆に準決が大荒れだったとき「明日の決勝は堅い」とかの会話を時々耳にする。
準決が本命決着でばかりの時は強い選手が数多く決勝に上がり決勝は荒れる。穴決着の時は数少ない強い選手が勝つので決勝は安くなる。といった論法だ。
ということで勝ち上がりの前後の平均配当をプロットしてみた。紳士方の論法が正しければ相関係数は負の値になるはず。G2以上は勝ち上がりの方式が違うためG3のみに絞る。
データ対象:2011/04/07~2013/03/10 G3のレース
●一次予選→二次予選
相関係数:0.02
●初日特選→優秀
相関係数:-0.13
●二次予選→準決勝
相関係数:0.12
●準決勝→決勝
相関係数:-0.14
初日特選→優秀と準決→決勝で相関係数が負になっているが、所詮-0.14程度。ほとんど相関がないという結果になった。