自己紹介は“口”ではなく“雰囲気”で語りましょう。
セールスレターにおける自己紹介と言うと、どんなのを
イメージされるでしょうか?
まあ、人それぞれ多種多様な自己紹介があると思います。
しかし、優が「ちょっとコレは止めた方が良いな」と思う
のが学歴や職歴、実績をひたすら書いている自己紹介です。
「いやいや、自己紹介ってそういうもんだろ?」と思うかもしれませんが、セールスレターにおいてコレは致命的です。
何故なら、お客さんはアナタ(販売者)の事なんて興味なければ関係もないからです。
例えば、アナタが今このブログを読んでいるのは、「セールスレターについて何か有用な情報があるかも知れない」と思ったからであって、「優さんってどんな人なのか知りたい!」と“優自身”に興味を持ったからでは無いですよね?
ここで、ブログに「私は○○大学を卒業し…」とか「☆☆という本の著者で…」とか自分語りが延々と書いてあったら、もう読むの止めますよね?
セールスレターでも、お客さんは「有用な情報はないか?」とか「悩みを解決したい!」と思って来ているので、延々と自己紹介してしまうと、「興味ないや」と読むのをやめてしまいます。
希に、わざわざ枠で囲っていたり、サブキャッチ(小見出しみたいなの)をつけて自己紹介専用の段落を作っている
レターがありますが…これはもう最高に最悪です。
別に知りたくないし、何か自慢話を聞かされているみたいで気分悪いと思います。
販売者が主張したい事だけを言って読む側の気持ちを全く考えていない典型ですね。
しかし、だからと言ってコチラが何者であるかを全く述べずに、イキナリ本題に入るのも失礼ですし、“信用”の観点からも問題です。
では、優はセールスレターで自己紹介をどう書いているか?と言うと、
新規客相手の場合は、
「はじめまして。(会社名や肩書き)の(クライアントさんの
名字)です。」
既存客相手の場合は、
「こんにちは。(クライアントさんの名字)です。」
と書いてます。
…
……
………ええ、以上です☆
「マテ!ブランディングには自己開示が必要だし、実績を伝えないと中々信用してもらえないだろ!!」と思ってくださった方、ありがとうございます。話が早くて助かります。
確かに、自分について教えてあげるのはブランディングにおいて重要ですし、実績があるなら それも教えてあげるべきです。(学歴や職歴はいりません)
要は、伝え方の問題です。最初の方にまとめて書いても
ダメって事です。
では、どうやって自分についてや実績についてお客さんに伝えれば良いか?と言うと、
「文章全体の雰囲気や例題のネタ選考、ストーリーなどで“さりげなく”伝える」です。
例えば、優はこのブログの最初の記事にて軽く自己紹介
してます。
しかし、名乗っているだけで その記事中はもちろん、その後の記事においても、自分の事について驚くほど何も語っていませんね。
学歴職歴はもちろん、年齢や性別、どんな実績があるのかも、自分の顔写真も公開していません。優という名前すら、本名とも ただのニックネームとも明言してません。
ハッキリと自分について明言しているのはコピーライターであるってことだけでしょうか?
では、読者様から見て、優という人間像が全く想像できないか?と言うと そんなことは無いと思います。
むしろ、読者様はある程度明確に優という人間像を思い描いてくださっているのではないでしょうか?
おそらく、「だいたい30代くらいの男性で、真面目と言うよりは唯の変態 ちょっとおちゃらけた人」
…ってとこでしょうか?
優が自分について何も語っていなとは言っても、優の普段の記事を2~3記事読んでいただければ“真面目な人”とはまず思わないでしょう。
さらに、
「テンテンちゃんにあられもない事しやがって!
」とか言って、「子どもっぽいところがある奴だな」 とか、20年以上も前のネタを平気で使っている事から、「まあ、若くても30代くらいだな」 ってのが想像つきますよね。
いえ、実際は(9引いて四捨五入すれば)まだ20歳ですけどね!
…それはともかく、
このように、文章全体の雰囲気や例題のネタ選定などによって“お客さんを飽きさせることなく”自分がどんな人間であるかを教えてあげる事が出来ます。
まあ、このブログは今のところビジネス目的でもないし、あまり戦略的に文章を考えて書いているワケではないので
“素晴らしい実例”とまではいきませんが…
読んでいただければ考え方くらいは分かっていただけると思いますので、アナタのセールスレターに応用してみてください。
また実績に関しては、ストーリーの中でさりげなく語るのが良いでしょう。
例えば、「以前に30万の化粧品を売ったとき、学歴や実績をひたすら説明する自己紹介から、今回ご説明したような自己紹介に変えたら 成約率が5%だったのが13%まで上がりましたので、効果は折り紙付きですよ☆」
等と、ストーリーの中で“さりげなく”実績を語った方が、
「30万の化粧品を販売し、成約率10%を達成!」などと、ただ実績を主張するよりも、自然とお客さんの頭の中に入っていきます。
ではでは、是非試してみてくださいネ☆
今回はこの辺で♪
PS:優にメッセージや質問を送って下さった方、
お返事が遅れておりまして申し訳ありません。
いただいたメッセージはニヤニヤしながら、
全部キチンと読ませていただいてます。
返信までもうしばらくお待ち下さいませm( __ __ )m