2006年F1グランプリが開幕しました。
“F1開幕”と聞くと、春の到来を感じます。
F1に季節を感じるのは私だけでしょうか。
毎年、鈴鹿グランプリが開催される頃になると、
秋も深まり、今年も残り僅かだなぁと感じます。
一方でF1には、昔から人間ドラマも感じます。
ただ、技術と速さだけではなく、ドライバーの性格、
マシントラブルの対応、チーム間のかけ引き等、
様々な人間の判断と思いでレースが展開されるからです。
その人間臭さが何とも言えなく好きです。
昨年11月に、鈴木亜久里氏が
オールジャパンチーム「スーパーアグリ・ホンダ」を結成し、
2006年シリーズに参戦すると宣言しました。
一般論ではビッグスポンサーのいない中でのチーム結成は難しいと
言われてきました。亜久里氏も重々承知のうえだと思います。
そのような状況の中で、亜久里氏はやり遂げました。
チーム・ドライバー・車体を含めてわずか約4ヶ月の間に揃えたのです。
そして先週末、1stステージ・バーレーンGPでの
佐藤琢磨選手の完走劇。感動しました。
世の中において難しいと言われることへの挑戦。
平坦な道のりではないでしょう。
しかし、彼らは叶えました。
私の座右の銘
「夢しか叶わない」
を見事実現した情熱に敬意をはらうと同時に、
私も情熱を持って事業を進めていきたいと誓いました。