わずらわしい子供、愛らしい子供 | グローバルに波乱万丈

日本人の人が、「アメリカ人は子供好きだ。」と、言うのを何度か聞いたことがあります。

確かにアメリカでは、レジの列で知らない人の子供をかまう人が多いし、通りかかる子供たちに微笑んだり、手を振ったりします。 私もですが。





「バンビ」のうさぎのサンパーの声優が、ディズニー映画の中で一番子供らしく、愛らしい声と言われています。

私も、サンパーが生まれたばかりのバンビに言葉を教えるシーン、何度観ても微笑んでしまいます。 



      



子供の声というのは、可愛いものです。




でも、日本だと、子供は“厄介”というイメージがあるような気がします。 子供の声は“愛らしい”というより、“やかましい”、“わずらわしい”という印象の方が強いように思えます。


たまに日本に帰り、びっくりします。 

子供が電車の中を走っていたり、レストランのテーブルの下に潜り込んで遊んでいたり、お店の中で大きな声で騒いでいたり...



あんまりアメリカでは見ることがない光景です。 たまにいますが、そんな子供達は周りの人達が容赦しません。 じろっと睨んだり、人の子でも親の前でも注意します。

アメリカでは、“子供だから...”ってことは、言い訳にはならないのです。




もちろん例外がいますが、ディズニー・ワールドでちょっと大人向けのエプコット・センターでも、子供達は静かにしないといけない時は静かにし、じっと座ってないといけない時はじっと座り、周りに嫌な思いをさせることもなく、可愛らしいのです。 



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こんなアメリカだから、子供好きにもなるわけです。 バンビの子役声優の声が、愛らしく感じるわけです。 






主人と出会った時、長男は3歳でした。 主人に、「ワイルドな子供だね。」に言われたことを覚えてます。 

安定してなかった環境の中で、ちゃんと躾ができなかったのもありますが、わが子は可愛いものだから、可愛いわが子がすることは、他人からも許されるという勘違いがあったのかも知れません。 


親には気にならない子供のすることが、他人には“やかましい”、“わずらわしい”こともあるのです。 







友達の子供達、小さな頃からきちんと躾がされています。



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ちゃんと挨拶ができ、お行儀がよく、兄弟お互いをいたわり合い、人前で口答えして親に恥をかかすようなことはありません。 しつこくないし、生意気なことは言いません。


厄介どころが、とても愛らしく、見ているだけでくすぐったい気持ちにさせてくれるのです。

だから、周りの大人たちからもとても可愛がられています。



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結局、わずらわしいと思われるか、愛らしく思われるか、それは親次第。 きちんと躾をしないと、子供が可哀そうだと思うんです。