怖い、怖いフェイスブック | グローバルに波乱万丈



主人方だけど、私には甥っ子と姪っ子が6人いるんですがね。 

そのうち三人はまだ小さいし、フランス語しかしゃべらないから、あんまり私とは交流はないんですが、他の三人は皆20歳過ぎてて英語もかなり上達し、私のことを英語で“アンティ・ヤヤ”って慕ってくれているんですよ。




カナダのモントリオールに移住して就職している、27歳の姪。

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南フランス、モンペリエにで大学生してる、24歳の甥。

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この二人は姉弟ね。 



あと、パリの北、アミアンにで大学生してる、20歳の甥。

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あまり好きではないのですが、一応私もフェイスブックのアカウントを持っていて、(そのことは、いつか別の記事で説明することもあるでしょう。)、なんかのきっかけで、カナダの27歳の姪とアミアンの20歳の甥とは、数年フレンドなんですよ。 


だから、南フランスの24歳の甥とだけフレンドじゃないこと、ずっと気になっていたんです。 その甥には、私が他の二人とはフレンドだということは見えているだろうから、「自分だけ...」って気を悪くしてるんじゃないかなーって。

で、この前、甥っこにフレンド・リクエストを送ってみました。 





数週間の間、ペンディングだったんですよ。 あまりフェイスブックはしてないのかなっと思っていたんですが、久しぶりにフェイスブックを開いてみると、承認されていました。


早速、主人と二人で甥のページを覗いてみて、「ははぁー。 なるほどね。」って、承認に時間がかかった理由がわかりましたよ。 

きっと、どうしようか迷っていたんだと思います。 「叔母さんだから、無視したら感じ悪いし。 でも...」って。 







その甥っ子、とっても優しいいい子なんですけどね。 意思が弱い子で、流されやすいんです。 

超億万長者と結婚してるモロッコの義姉の息子で、昔は義姉からその子の自慢話をイヤと言うほど聞かされていたんですが、ティーネイジャーになった頃から勉強をしなくなり、遊んでばかり。

だから、15歳の時から南フランスの寮制の高校行かされたのですが、留年、また留年。 親元で勉強しなかった子が、自由な生活の中で勉強するわけがないですよね。 

なんとか卒業して、大学に入ったもの、また留年。 

うちの長男とは二つ学年が上だったのに、今ではひとつ下になってしまったんですよ。 

自慢たらたらだった義姉にしたら、体裁の悪いことです。



義姉は、そんな実態を私達を含め、親戚一同には隠してるつもりなのですが、甥の姉、カナダの姪っ子は私達ととても仲がよく、情報がどんどん流れてくるんですよ。 まあ、主人も私も、義姉の前では何にも知らないふりをしてますけどね。








...で、

甥っ子のフェイスブックのページには、パーティでアルコール片手の写真、あれこれ違う女の子との写真、ロンドン、マイアミ、ブルッセル... 友達や女の子達との旅行の写真でいっぱいなんですよ。






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親のクレジットカードにひと週末に30万円くらいチャージして、義姉が激怒!みたいな話が、時々姪っ子から入っていたんですが、私達にはお金の行方が解明。 







甥っ子が乗っている車の写真もありましたよ。 なんと、ベンツのコンバータブル。




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そんな車に乗ってちゃあ、余計に勉強する気にならないかも。 それに、お金持ちのぼんぼんってこと見え見えで、カモにされちゃいますよね。 優しいし、流されやすいから、きっとたかられてると思いますわ。   

姪の話だと、甥っ子の大学は住んでるアパートから歩いて5分のところで、店も近いし、車は必要ないらしいんです。

だいたい、二十歳そこそこの子にこんな車買ってやるなんて、義姉、何考えてるんだろう? 






フェイスブックって、やばい写真を本人が載せなくても、誰かに写真をタグ付けされたら載ってしまい、フレンド皆が見れるようになってますからね。 もちろん消す機能はあるけど、タグされた写真を消すっていうのも感じ悪いし。



まあ、そんなわけで、私がフレンドリ・クエストしたばっかりに、可哀そうな甥っ子は日々の遊びまくりが叔父や叔母にもバレバレになっちゃいました。

フランスにいる息子がしていることがアメリカやカナダの親戚に即座に伝わっていて、知らないのは自分だけなんて知るよしもなく、見栄張っているモロッコの義姉のことも、なんだか気の毒な気がします。



あー、フェイスブックって、怖い、怖い。