深視力② | 奈良県 メガネ・ドイツ式両眼視機能検査・視覚認知検査 ジョイビジョン奈良ブログ

40代 男性 

【症状】

大型免許取得の際、深視力検査が全く上手くいかなかったと御来店下さりました。

【検査結果】

現在までの装用度数が非常に不味い状況になっていました。

眼科処方箋で購入した眼鏡度数は全く視機能が考慮されておらず、その状態で長期間に渡り掛けられていた為に、右目が完全に抑制されていた状態です。


今回は装用に際しての困難を承知の上で、視機能矯正をした眼鏡をお作りしました。


作成した眼鏡は、立体感の向上や不定愁訴の軽減には大きく役立つと思いますが、深視力検査合格にはビジョントレーニングも併せて行っていく必要性があります。


こんな状態にまで陥ったのは、今までの眼鏡度数に問題があったからだと思われます。


大型免許や二種免許を取得する為には、視力検査以外に深視力検査が必ず必要となっていますが、これらが上手くいかない方は立体視性能に問題がある方が多いです。


立体視機能が要求される仕事は多くありますが、これら全ては生活に直結してくる事柄です。


「深視力はタイミングです」とか「深視力は個人差がありますんでねぇ」と真顔で言うメガネ屋はその人の生活に責任が持てるんでしょうか?


このご時世、免許更新が出来なければ職を失う人だっている、生計を立てる為に人間必死に生きていく中で、その人の生活に直結するであろう事柄を、売上目当てにメガネを乱売する。


量販店の多くは、眼鏡による社会的貢献よりも採算重視で常に利潤を追求しています。


従業員も「自分の職は売上さえ上げれば安全だ」というスタンスで眼鏡を売っています。


自分の仕事は人の仕事や生活にも直結するという意識の無さ、メガネさえ売れれば良いという節操の無さと浅ましさ、これらの職業倫理の無さが多くの人を知らず知らずの内に不幸にしているという現実を知って頂きたいです。