劇団6番シードの『12』の感想 | 喪われた和音を求めて〜プロデューサー日記〜

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今は直接文章書いておらずですが、同期した投稿のみになります。

喪われた和音を求めて-12

劇団6番シードの「12」という芝居を観に行った。

作・演出の松本陽一さんとは、これまで何度か企画を一緒に作ったことがあり、この「12」もそんな所から生まれた舞台で、何だか妙にうれしかった。

「12」というのは、天国への待合室に12の扉があり、そこに突然居合わせた人達の物語である。

「ヒューマンパズルミステリー」と銘打っていてうまいなあと思ったが、僕も松本さんも群像劇が好きで、LOSTみたいな感じで「12」をドラマ化しようと話し合ったし、今も諦めていない。

1話に一人ずつフィーチャーしていくとして、「12」は多いかもしれませんねと話したら、「いや、でもやっぱり”12”という響きが大切なんです」と言われ、なるほどと思ったのを覚えている。

お芝居も大変面白かったが、あれだけの出演者が出る舞台も珍しいのではないだろうか?それぞれに演じどころを作りつつ、全体を演出するのは本当に大変だと思う。

舞台転換とかも大変そうだったので、無事に千秋楽を終えるのを祈るばかりだ。頑張ってください!

■劇団6番シード「12」オフィシャルWeb
http://www.6banceed.com/what6c/6cayumi/kouenkiroku/twelve/index.html