最近思うことだが、最近、社会全体に「無駄はいけない」という意識が浸透しつつある気がして、自分の中にもそういう芽生えがある。
コンビニで「袋にお入れしますか?」と初めて言われた時、ちょっとムッとして「入れてください」と言ったのを覚えている。
最近では「そのままでいいです」というのが、ちょっと気持ちよくなってきた。
下手に過剰包装されている商品みたりすると、ちょっと残念に思ったりもする。
こういう感覚って、多くの人が持ち始めているのではないだろうか?
単に格好つけてのエコということではなくて、自然に無駄が気持ち悪いという感覚になってきているのは、いいことじゃないかと思ったりする。
物欲にかられたこれまでから一歩脱却して、必要以上のものはいらないとか、心の豊かさとか、そっちに少しずつでもいければいいのに。
どうしても経済的な活性化を考えると、消費を煽ってみんながお金を使うのが望ましいという結論になるが、せめて物欲ではなくて、心の豊かさにお金を使うようになればいいのにと思う。
それこそ旅行に行くとか。
海外旅行ではお金が国内に回らないというのであれば、せっかく高速道路も安いことだし、国内旅行にもっともっとみんな行って、それこそ観光スポットとかじゃなくて、酪農体験とかそういうのが盛んになったりして、そこにコミュニケーションや生産的な消費が生まれると尚いいのではないかと思う。
逆に、”おらが村”が、そうやって人を来させる価値があるのか、それは遺跡とかそういうことではなくて、今ある条件の中で、どういう幸福のモデルを発信できるかだと思う。
それぞれのやり方がきっとあって、そういうのを磨いて行くことは都会にはない創造的な行為ではないかと思ったりする。