沖縄県で女性が殺害された事件
痛ましく、本当に犯人が許せません

ですが、

いつの間に政治問題に変わったのでしょうか。

公務員の不祥事があったとしても、「公務員をなくせ!」とはならないでしょう?
交通事故死があっても、「車をなくせ!」とはならないでしょう?

なぜ「基地をなくせ」につながるのでしょうか。

この事件と基地の存在は別問題でしょう。

在日米軍基地の議論を否定しようとは思いません。
それぞれ考えを持つことは自由ですから。

ですが、この事件に絡めるのは論理の飛躍。
マスコミは相も変わらず、「米軍基地があるから」のスタンスで一方のみの情報を垂れ流しています。

感情だけのコメントやダブルスタンダードのコメントは、TV・新聞には要らない。
自分で判断するから、自分で考えるから、マスメディアの「角度のついた情報」は要らない。
前回の「なぜ私は韓国に勝てたか」で、かの国の言論の自由を危惧しましたが、決して他人事(ひとごと)ではないのです。

少し前のことですが、大阪市がヘイトスピーチへの対処に関する条例を可決しました。

また、法務省がヘイトスピーチ動画を削除要請し、実行されたというニュースもありました。

誤解のないように付け加えますが、私はヘイトスピーチのような品のないことはすべきではない、というスタンスです。

これらのことが、行政によってなされているのが問題だと考えています。
行政は法に基づいて執行されます。

ここでいう「品がない(ある)」は道徳心なおどの慣習によって、心情的な枠組みによるものです。

神戸の児童殺傷事件の犯人である元少年Aによる手記が出版され、物議を醸しました。
出版するなという意見もありました。書店に陳列するなという意見もありました。

このような賛否が出ること自体、言論の自由が保障されているということではないでしょうか。

今回のヘイトスピーチに関する行政の行動は、この賛否を議論する機会すらも奪ってしまうことになりはしないでしょうか。

マスメディアによる様々な言葉の自主規制は、まさに議論の機会をなくしてしまっているほど行き過ぎていると思います。

これは憲法で禁止されている検閲に片足を突っ込んでいるのではないでしょうか?
マスメディアがこれらを問題視していないことが不思議でなりません。
(反対に、放送法の中身をそのまま述べた高市大臣には攻撃的なのがまた不思議)

昨年秋、映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」が公開されました。
青少年に悪影響を及ぼすメディアを排斥する法律を成立させ、事実上の検閲をする国と、言論と表現の自由を守ろうとする図書館が武力衝突にまで発展しているという設定です。

以前なら「フィクションだしね~」と純粋にエンターテイメントとして楽しめたでしょうが、昨今の状況から「この映画のようになるかも」と考えてしまいました。




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本当にこの事件(?)は不可思議なものでした。

国中が驚いた大事故の時に国のトップの動向が7時間も不明だったこと
それに関して真偽不明の噂が飛ぶほど求心力が弱っているのか、等々

日本の新聞の記者が、日本国内の読者に向けて書いたこのコラムが名誉棄損の「刑事」事件になるなんて!

このコラムは私も読みました。
「7時間なんて、分単位で載っている日本では考えられないなぁ。大丈夫か?この国。」と感想を持ったことを思い出しました。

それから、まさかの起訴、出国禁止、市民団体による裁判所内外での妨害行為等々
かの国には言論の自由はないんだと痛感しました。

本の巻末には公判の模様が掲載されています。
特に検察とのやり取りは、「よくこれで裁判が継続できたなぁ」と感心するほどです。
おまけに司法の独立すらも疑わしい。

加藤元ソウル支局長、本当にお疲れ様でした。
ご家族のみなさまは、さぞ心配だったことでしょう。
「加藤さんをしっかり支える」と早々に発表した産経新聞社、言論の自由を守る矜持を見せてくれました。
そして、パク・ヨングァン弁護士、火中の栗を拾うようなことだったと思います。ありがとうございました。

なぜ私は韓国に勝てたか 朴槿惠政権との500日戦争/加藤達也

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年始早々とんでもないニュースの連続です。

「お母さん、なんで北朝鮮はこんなことするん?」

...息子よ、君はまたややこしい質問を投下するんだな...

北朝鮮は「恫喝外交」が常套手段でね~
恫喝外交ってのはね~
それと、アメリカのオバマ大統領の任期が残り少ないから、揺さぶりをかけようとしてるんだろうね~
それとね、うんぬんかんぬん
まぁ、北朝鮮はTV版のジャイアンだと思ってくれたらいいよ(映画版は漢気溢れるキャラだから違う)

「『TV版ジャイアン』!すっごくわかりやすいよ、お母さん!」
...え?そうかな?いろいろ説明した部分はすっ飛んでるのね、フクザツな気持ち。

真のTV版ジャイアンたる国はそのすぐ近くにあるんだけどね。
それを説明するのは別の機会があるでしょ。
今日の朝ご飯は七草粥を用意

お粥ならすぐお腹が空くかもしれないと、いつもの朝ごはんより多めにした
朝練に行く娘には「入れすぎた?」と思うくらい

「あ~もう時間だ!行かなきゃ!」
と焦りながらもペロリと完食

年末年始で疲れた胃を休めるため、という目的から大きく外れている量だということに気づいたのは、娘には内緒にしよう

たくさん食べて無病息災!と無理やり辻褄を合わすとしたもんだ

学生の頃、音楽を聴きながら勉強したことがない私。
試してみたけれど、できなかった。

どうしても聴き入ってしまう。

歌詞が日本語であろうがなかろうが
いや、歌詞があろうがなかろうが
旋律に聞き入ってしまっていた。

なんでだったんだろう?と最近ふと思い出された。

小学生の頃、音楽鑑賞では先生の説明そっちのけで自分の頭の中で曲のイメージを勝手に抱いていたような...。


あ、


その頃「宇宙戦艦ヤマト」をテレビで見てたっけ。

そうだ!絵と音楽がぴったり合っていて衝撃を受けたっけ。
それ以来、音楽を聞き流すことはしていないかなぁ。



巨大ミサイルを主砲で撃破し、爆煙の中から姿を現したヤマトが地球を飛び立つ

そのバックに流れる音楽...
鳥肌が立つくらい感動したぁ~!
私の中ではあのシーンを超えるものは、未だない。

「ヤマト」には印象的な音楽ばかり。
1作目から「完結編」まで、聴けば「あぁ、あのシーンね」とすぐ思い出せる局がたくさん!

2013年にリメイクされた「宇宙戦艦ヤマト2199」にもそれは健在。
最大の衝撃は、『ガミラス国歌』
歌の正式タイトルは、『永遠に讃えよ我が光』というんだけど、それはもう立派な国歌!

さすがです!宮川彬良さん!

そう言えば、今年のノーベル賞でまたもや注目された「ニュートリノ」。
私が初めてそれを知ったのは、30年以上前。
そう、「ヤマト」絡みで。
「完結編」で敵の武器にありました。
- あらゆる物質を貫通してしまうビーム攻撃 -という設定。
電子よりも小さい粒子だからさもありなん、とあらためて思った次第です。

私が持っている知識の半分どころか、3分の2は「ヤマト」絡みで得たものなんじゃないかと思う今日この頃。








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劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』オリジナル・サウンドトラック/宮川彬良

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まだ「歴史人物大事典」を買う前の話

息子が見ている「バトルスピリッツ」というカードゲームのアニメの主人公の名前が『ユキムラ』だそうな。
「じゃあ、この人の名前は『カネツグ』かな?」と「愛」のモチーフを持つキャラクターを指して聞くと、

「なんでお母さんわかるん!?」とこっちがびっくりするくらいの驚きよう。

「そりゃあ、かくかくしかじか」と根拠を説明すると、「お母さん、すごい!」という息子からの尊敬の眼差しは気持ちがいい。

また別の日には、天照大神やスサノオノミコトの話題が出ると、「僕知ってるーー!バトスピのカードにある!なんでぇ?」
...いやいや、神話が先だし(^_^;)


私は、マンガやアニメに対しては、むしろ積極的な肯定派。
それらから得る知識って侮れない。
現に息子もこうやって名前を憶えていってるしね。
かくいう私自身もマンガやアニメから得た知識は多い。

子どもの頃に見たアニメ「アーサー王物語」(タイトル忘れた!)であの頃のイギリスを想像し、
  後に「トリスタンとイゾルデ」という曲を知ってこの世界に引き込まれる。「アーサー王物語」の本を読んだけれども、これは少し後悔。アニメではひたすらカッコよかった主人公たちが...(T_T)

「あさきゆめみし」で源氏物語を捉え、
  ほら古文って主語が省かれていることがあるでしょ?ビジュアルで確認できて理解できたところは大きい。それに、しつらえや時代背景などが目に入ることで源氏物語に限らず、話のニュアンスを捉えることができるし。

「三国志」(アニメ)はもちろん、「ベルサイユのばら」ではフランス革命を、「天は赤い河のほとり」ではヒッタイト帝国をはじめとした古代オリエントを知る。
そこから他の本でその地域や時代を補完することしばしば。

勉強!ではないけれど「有閑倶楽部」ではお酒の名前を知る。(飲めないけれど)

他にも影響を受けたものはたくさんあるけれど、やはり最大最強は「宇宙戦艦ヤマト」!
いやぁ、このアニメのお蔭で本当に理科は助かった!

高校の理科の選択を地学にしたのも「ヤマト」の影響。
力を入れて勉強しなくても、そこそこ点は取れていたもんね。
今でも特に天文分野は、子どもに教えられるっ。


それにマンガやアニメのセリフって心を打つものがたくさんあるんですよ。

「あきらめたらそこで試合終了ですよ」by安西先生@スラムダンク
受験シーズン真っ只中の娘にそう声をかけたら、「何なん!?学校の先生からも同じこと言われたわ (`×´)」
くそぅ、娘はスラムダンクを知らなかった。(こうなったら大学受験の時は「がけっぷち」と貼り紙してやる!)

「しっかりしろォ!!流れは自分たちでもってくるもんだろうがよ!!」by宮城リョータ@スラダン
「おめーらバスケかぶれの常識はオレには通用しねえ!!シロートだからよ!!」by桜木花道@スラダン

これらは手帳に書いてあります。
仕事で気持ちが入ってこない時は、これらの言葉を思い出すようにしています。

マンガやアニメはホント「...侮り難し」ですよ。
(これも何かの誰かのセリフです)



少し前に読んだもの。ワクワクしました!

宇宙戦艦ヤマト2199でわかる天文学: イスカンダルへの航海で明かされる宇宙のしくみ/半田 利弘

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今回の関東地方の水害被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

水は恵みですが、濁流の映像はちょうど4年半前を見ているようで心が苦しくなるばかりです。

救助にあたっている自衛隊・警察・消防・海保の方々もどうか気をつけて。
日没まで一人でも多く救助されますように。

東北地方も大雨とのこと。どうか被害が少ないことを願うばかりです。

息子は「○○大百科」の類が好きだ。

ドラえもんのひみつ道具や少し前だったらポケモンをそれこそ熱心に読んでいた。

小6になって、社会が歴史分野になってからいろいろなことを聞いてくる。
「お母さん、信長と秀吉と家康なら誰が好き?」
「義経ってさぁ」
「中大兄皇子って」
と時代に関係なく聞いてくる。

先日、私は娘と比較的大きな書店に酔った時、目にとまったのは...
『超ビジュアル!日本の歴史人物大事典』

「これ、やすじろう君ハマったらハマるよね」
と半ば賭けのような気持ちで購入。

帰宅して「ハイ、お土産~♪」と息子に渡すと
「おおっヽ(゚◇゚ )ノ」っとうれしいリアクション。

そのまま読みふける。

そんな弟の姿を見た姉がポツリ
「やすじろう君、お母さんの目論見にまんまとハマってる」

...人聞きの悪いことを言わないでくれるかな(-。-;)


超ビジュアル! 日本の歴史人物大事典/著者不明

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やっと学校が始まった...

宿題も終わっている...はず。

小6の息子の国・算・社・理は聞かれてもまあ余裕で答えられた。(ホッ)

問題は高1の娘の分。
数学は聞いてくると軽く30分以上かかる。
受験勉強の時までは何とかなったが、今は教えられない。
っつーか、私自身が教科書を読んで理解しながらだから「教える」レベルではない。

なので、娘は帰宅した夫をつかまえて質問している。
一時間くらい「あーでもない」「こーでもない」と裏紙に式を書きなぐっている。

そういえば期末テストの時「お母さん、生物教えて」と言われ、問題を読むと...
DNA、塩基配列etc.

...こんなの習ったっけ?

問題文と雑学の知識を駆使して答えにたどり着いたけど
...こんなの習ったっけ?
メンデルの法則は、私は高校で習った記憶があるけど、娘は中3の時にやってたしなぁ。

苦手だった科学ですら教科書を読んだらなんとなく思い出せるし、物理の自由落下運動の公式も記憶がある。

なのにどうして生物は...?

ふと思い立った。
そうだ!高校は必修と選択があったんだ!!

「やすじ子ちゃん
英語は、お父さんもお母さんも教えられる。
数学は、お父さん得意なはず。お母さんは苦手だったからお父さんに聞いて。
国語は古文、漢文含めてお母さんいける。
社会は、世界史必修で、地理と政治経済を選択してたから、日本史はやっていなかったけど、今は大丈夫。いける。
理科は、化学は必修で選択は地学だったから、理系志望のあなたにはあまり貢献できないわ。スマン。
物理はお父さんに教えてもらってね。」
と娘に正直に伝えた。

高校生の宿題を見てあげるのは難しいよ。
だけど、高校卒業後いろいろな知識を得たことで、教えられることもある。
まぁ、大人としてそれくらいはやらないと。