ボーン3部作(アイデンティティー、スプレマシー、アルティメイタム)2002年~ | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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正月にBSで3部作連続放映があったので、この際だからと、まとめて鑑賞。

 

ボーン・アイデンティティー 2002年


 

監督 ダグ・リーマン
出演
マット・デイモン (ジェイソン・ボーン)
フランカ・ポテンテ (マリー・クルーツ)
クリス・クーパー (テッド・コンクリン)
ブライアン・コックス (ウォード・アボット)

 

記憶をなくしたCIA工作員が、次第に記憶を取り戻して行く過程で逃亡に巻き込んでしまった女を愛する様になる。組織の概要をつかんで、その支部を壊滅。計画名は「トレッドストーン」。
ほとぼりが冷めてから、女の居場所にたどり着き、パッピーエンド。


 

ボーン・スプレマシー    2004年


 

監督 ポール・グリーングラス
出演
マット・デイモン (ジェイソン・ボーン)
フランカ・ポテンテ (マリー・クルーツ)
ジョーン・アレン (パメラ・ランディ)
ブライアン・コックス (ウォード・アボット)
ジュリア・スタイルズ (ニッキー)

 

インドでの、女との隠遁生活。殺し屋が来てマリーが殺される(ボーンの身代わり)。真相を突き止めるために組織に接近するボーン。CIAのサブリーダ、パメラ。公金横領の事件を追っているが、その途中で部下をなくし、容疑者とされたボーンの情報が機密になっている事に疑問を抱く。
真相を追う中で公金横領事件のキーマンだったネスキー夫妻を暗殺したのが自分だった事を思い出すボーン。横領に関わる証拠をパメラに送り、事件は解決。
ボーンは危険を冒してロシアに居るネスキーの娘に事件の真相を伝えに行くが、警察に追われる。
幹部への報告場面。トレッドストーン計画は破棄され「ブラックブライヤー計画」が発動。

 

ボーン・アルティメイタム  2007年


 

監督 トニー・ギルロイ

出演

マット・デイモン (ジェイソン・ボーン)
ジュリア・スタイルズ (ニッキー)
ジョーン・アレン (パメラ・ランディ)
デヴィッド・ストラザーン(ノア・ヴォーゼン)

 

警察の追跡を振り切ったボーン。
トレッドストーン計画に関する情報をつかんだ新聞記者のロス。ボーンは新聞でその存在を知り、彼に接触するが、組織の作戦によりロスは射殺される。
情報源だったマドリッド支局に向かうボーン。そこで支局員のニッキーに会う。彼女は以前ボーンと特別な関係だったが、彼にその記憶はない。ボーンと行動を共にするニッキー。
ボーンはパメラに接触し、トレッドストーンの全貌を知る。全ての始まりとなった研究所の住所をパメラが教え、ボーンはそこに向かう。その過程でトレッドストーン計画の証拠を入手し、パメラに託す。
研究所にたどり着き、当時の所長の話で全てを思い出す。

 


感想
マット・デイモンの出世作。007シリーズの様な、カッコいい諜報部員とは対極の、殺し屋としての工作員を描くという視点は、場合により興行的には失敗の可能性もあったと思う。
話の端々に出て来る機器を駆使しての情報入手はけっこうリアル感があって面白かったが、1作目での皮下に埋め込んだカプセル。取り出して壁にかざすと銀行名と口座番号が照射されるのは、あまりにもガキっぽい。

ただ、これがCIAだとすると、相当お粗末。フィクションだとしても、もう少しまともな組織として描かないと、アメリカの評価そのものが落ちる(まあ、それは「相棒」や「大走査線」シリーズにも言えることだけど・・・・・)。各巻ともけっこう情報量が多いので、数回の鑑賞に耐える。

 

各シリーズの詳細内容はココ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%

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