ダークナイト・ライジング 2012年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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前作 ダークナイト


You Can Fly-DN1


You Can Fly-DN5

 

監督 クリストファー・ノーラン
クリスチャン・ベール     ブルース・ウェイン/バットマン
マイケル・ケイン       アルフレッド
ゲイリー・オールドマン   ジム・ゴードン
アン・ハサウェイ       セリーナ・カイル/キャットウーマン
トム・ハーディ         ベイン
マリオン・コティヤール    ミランダ・テイト


ジョーカーとの戦いから8年、バットマンはゴッサム・シティーから姿を消し、ブルース・ウェインは隠遁生活を送っていた。

そんな彼の家にセリーナ・カイルという女性が忍び込み、彼の指紋を盗み出す。彼女に盗みを依頼した組織が何か大きな計画を立てていると気付いたブルースは、再びバットマンのコスチュームに袖を通す。その頃、不気味なマスクをつけたベインという男が、ゴッサム・シティーの地下で大規模テロを計画していた…。

 

前作の「ダークナイト」ではヒース・レジャーのジョーカーに食われてしまい、全ての罪を被って姿を消したバットマン。
一体この状況から話をどう進めるのかなー、と思っていたらアメリカでこの映画の最中に銃乱射事件。というわけでもないけど、一応鑑賞しました。

 

前作同様、およそ3時間の長丁場。最後はエンディングもそこそこにトイレへ(ちっとは考えろ)。


体もガタガタのウエインが、街のために再びバットマン姿に。

まあ観客サービスだが、あまり意味のない登場。

前作で破壊されたバットモービルから非常用として飛び出したバイク(バットポッド)が今回は単独の武器として登場。方向転換する時にタイヤがすごく不思議な動きをしてちょっとオドロキ。武器もそこそこ搭載している。


警察に囲まれて「アウト」と思った時に路地の影から飛び立つバットヘリ(?)。ボディの下にプロペラが付いていてそのサイズは車幅程度。どう考えてもこんなサイズであんなに軽快に飛べんだろう。ウソなりにここはジェット推進機にして欲しかった(それともオスプレイ効果でプロペラがトレンドになってる?)。

 

クリーン・エネルギー計画のために街の地下に作った核融合炉をベイン一味に奪われ、水爆に改造されるなんて、結局自分のせいじゃん!

水爆爆破をネタに隔離されたゴッサム市民。富める者は全て剥奪された。
瀕死の状態から舞い戻ったブルース。


市民をほう起させて次第に反撃していくバットマン。
この辺りは正義を一身に背負って立つ今までのパターンと違って新鮮な印象。ただしヒーローもののパターンを捨てることがいいのか悪いのか・・・・

 

終盤で、会社の将来を託した筈の実業家ミランダが実は一番のボスだったというオチ。まあそれもアリかという事で、さほどの感銘を受けず。

命をかけて原爆を街の外の海まで運んで自爆するバットマン。
ただ、実際には後で追加したオートパイロットにより、ブルース自身は無事。

 

「バットマン・ビギンズ」「ダークナイト」「ダークナイト・ライジング」と全て劇場で観て来たが、まあそれなりの水準を保っているだけに、もう一息シナリオを練ってもらいたいナー。

冒頭の場面でベインが核融合学者を飛行機から略奪する場面なんか、実写でとんでもない迫力だったのだが、いきなりで背景が判らないから、ちょっともったいなかった。

 

子供の頃バットマンにあこがれ、警察官になったジョン・ブレイクがバットマン基地に入るところで映画のエンディング。
これって、2代目バットマンか?いやいやロビンでしょう(まだ続くのか????)

 

そういえば、TV版のバットマンは子供の頃良く見たなー。

「ババババババババ、ババババババババ、バットマーン・・・・・」てなテーマソングで「バットマン」しか言わない曲だった。

http://www.youtube.com/watch?v=UylyXdvss7o&feature=related