茶筅(ちゃせん)を作ろうと思った。(試作) | べしょうのブログ

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そろそろ。

やってみようか?

難攻不落の要塞。

茶筅。


茶杓(ちゃしゃく)を作る人は数あれど。

茶筅(ちゃせん)を作った人は、プロ以外聞いたことない。

というならば!

やってみようか ほととぎす。


去年に切った竹。

そろそろいい感じ。

ネットや本を見ながら手探りです。

まず、先端の甘皮を落とします。

これは絶対必要。

硬い皮がついたままやと、割りにくい。

というか、割るのが不可能。



で、なんやかんやで16割。

へたくそですが。。。

やはり、もうちょっと道具が必要やなと反省と言い訳。

ここは鈍い小刀と安定した台と軽いトンカチが欲しいね。



ここから、中の芯を落とす。0,5mmぐらいにします。

この時も甘皮を向いてないと開きません。

実はこれも結構難しいというか、こんな落として大丈夫?

って不安と。

どうすんの?

って不安があります。

まぁ、やればわかるんですけど、これは専門の道具使ってるでしょ。

でないと、内側をあんな綺麗にできない。

鑿のゴミかきだすやつみたいなのが欲しい。


で、こっから四つ割りかな?

16×4で64。

これを内外に分けたら32本立てになります。

茶筅の標準が64本ですから。

この倍。

・・・・・。

いけそうっちゃ~いけそう。




茶筅の穂の数についてはウィキより。

用途によって穂の数は16本から120本まであるが、64本が標準と考えられている。この数は外穂の本数で、64本なら外穂と内穂を合わせれば128本になる。

一般に濃茶を練る場合には穂数の少ないものを、薄茶を点てる時には穂数の多いものを用いる。

穂数が多いものほど製作に技術を要するため格の高い茶筅とされ、明治維新以前は80本以上の穂数は大名以上の貴人用、120本は将軍用とされていた。


要するにまだまだってことです。

ここの穂を割るのは両刃の切れる小刀がよさそう。

あと良い目!


なんかあのでっかい眼鏡工具でもいりますかね。




で、とりあえず、今回はここまで。

このあと更に難しいとされる、味削りや、糸かけもありますが。

今年はここまでで、良いとしよう!



誰かまた、ネットで茶筅作りをやってくれる人をねがいつつ。

誰かの踏み台にでもなればと切に願うブログでした。