待庵に行ってまいりました。
国宝の茶室で、利休が関わったとされる茶室。
近くですので、行ってきました。
茶室をみるには往復はがきでの申し込みが必要。
しかし、結構簡単に当選し、じっくり見せてもらえる。
JRでしたら、山崎の駅前ですしね。
色々考えさせられる茶室でした。
一番良かったのは、芝山の手水。
これもレプリカだそうですが。
この手水はひっそり、しかし、上品で、侘びて、寂びて。
しかも、太閤石。
最高ですね。
塵穴はこんな感じ。
もちろん、全てが当時のものではないようですが。
2畳の茶室にぴったりな侘びの姿。
もちろん、茶人の数だけ、茶がありますが。
村上春樹的表現をしてみれば、
茶から侘びが損なわれている。
そんな気がしてます。
ここを訪ねて、利休の描いてた茶を改めて感じれた気がします。
ここで手に入れた手ぬぐいも。
なかなか、良いではないですか。