第251回アタック「広島湾岸トレイルTC1000絵下山コース」 | ニュータウン裏山探検記

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やのみー探検隊が行く!
by Yanomii Tanken-Tai

 「広島湾岸トレイル」とは、広島湾と広島市を囲むように設定された、全長290キロに及ぶ山道のコース。このコースを整備、PRして、沿線各地の地域の振興に役立てようとするもの。

 この取り組みを進めるのは「広島湾岸トレイル協議会」。山歩きや森林整備の活動をする33団体で構成されている。

 協議会は、昨年から順次、各地で体験会を開催しているが、広島県山の日である6月4日、初の一斉行動として、コースを参加者1000人で歩いて清掃する、トレイルウオーク&クリーンアップ「TC1000」を敢行した。

 協議会の構成団体である「あきく魅力探見隊」と「やのみー探検隊」は、絵下山コースを担当した。
 

 平成29年6月4日(日)午前9時半、矢野ニュータウン中央公園には、スタッフ、参加者を合わせて約90人が集合した。

 あきく魅力探検隊は安芸区役所と協力して「安芸区民ハイキング」の一環として、やのみー探検隊は矢野公民館と協力して募集した。

 簡単なセレモニーのあと、準備体操をして、記念撮影。

 9時55分、健脚コースA班、B班、やのみー班、一般コース班の4班に分かれて出発。

 いずれも登山は発喜ルートを絵下山に向かうが、健脚コースは二艘木ルートを小屋浦方面に下山、一般コースは発喜ルートをピストン下山、やのみー班は明神ルートを下り矢野三山を制覇する。

 10時5分、矢野上登山口に到着。4班が次々と入山。

 間もなくのこと、小ダムの道が水没しており、迂回路を行く。いきなり大渋滞。
 やのみー班は、平均年齢63歳の12人の参加者、スタッフはあきく魅力見隊4人とやのみー探検隊2人(私とO副隊長)で、合計18人。
 10時45分、矢野城跡で休憩。非常にゆっくりしたペースで、健脚コースA班・B班は先に行った。次に来る一般コース班は、さらにゆっくりらしく、後に離れていった。
 11時25分、野間神社で休憩。
 11時40分、発喜山展望岩。この岩には「物見岩」という名前があるらしい。矢野城の見張り台だったとのこと。
 11時50分、矢野三山の一つ発喜山を通過。
 励まし合いながら、午後0時15分絵下山頂上広場に到着。ゆっくりペースだったが、入山から2時間10分はほぼ予定どおり。
 健脚コースA班、B班と合流。しばらくして、一般コース班も上がってきた。ここで清掃活動をするはずだったのだが、いつもはゴミが散乱している頂上広場もほとんどゴミがなく、拍子抜け。
 1時、やのみー班は、他の班より先に出発。明神ルートを下り始める。
 1時8分、動き岩を紹介。
 1時28分、明神のうなじ展望岩。
 1時35分、明神山で休憩。発喜、絵下、明神の矢野三山を制覇した。
 1時45分、このルートの名物「明神北壁」に挑み始める。稜線を一直線に下る「直滑降」が続く。脚力の弱い人に合わせて、ゆっくり下る。
 3時5分、ようやく茶臼山まで下りてきた。明神・茶臼間は、私らが普通に歩いても1時間程度はかかる。
 3時半、矢野下登山口(茶臼山入口)に到着。久しぶりのアスファルト。
 3時35分、矢野ニュータウン中央公園に戻ってきた。
 メンバーとはすっかり仲良くなった。とても疲れたが、楽しい山歩きだった。
 午前8時半に自宅を出て、午後4時に帰宅するまで、7時間半歩いた。万歩計は19000歩。計測史上最高かもしれない。