平成29年6月11日(日)、絵下山にギフチョウの幼虫を確認に行く。
産卵された食草のサンヨウアオイの葉が食べ尽くされ、隣の株も食べ尽くされ、前週は少し離れた場所の1匹しか見つけられなかった。
この日、その1匹がいた株には少し葉が残っていたが、幼虫はいなかった。周囲を探していると、さらに離れた場所を真っ黒い幼虫が歩いていた。
その幼虫の周囲にサンヨウアオイの葉がない。草の茎に乗せて、近くのサンヨウアオイの葉の上に移動させてやった。
その株のほかの葉をめくってみると、同じ大きさの幼虫がもう1匹いた。
前週の個体かどうかは分からないが、大きくなっている。孵化から推定31日、5齢(終齢)幼虫だろうか。
葉の下にフンらしきもの。
前週1匹しか見つからなかったが、違う場所で2匹をみつけた。ほかの子たちもなんとか生きていてほしい。どこかで蛹になり、静かに夏秋冬を越えて、春には美しい翅を広げてほしい。