エリックサウス・KITTE名古屋店 / 名古屋市 ■ 東海編[01] ミールスと牡蠣! | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。


◆◆ カレー遠征・東海編(愛知・三重・岐阜) 

 

闇野内 豊(ヤミノウチ・ユタカ)冒険譚シリーズ

今回は半年前あたりの調査報告を連チャンでお届けします。

 

最後までよろしくお願いします!
 


★東海編(もくじ)↓

http://ameblo.jp/yamikomon/entry-12294615386.html

 

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<或る日のエリックサウスKITTE名古屋>

 

 

・KITTE名古屋

 

おかげさまで『信州編』の10連チャンが各界から大好評で感謝している。

 

これもカレー探偵事務所の やみ所長のおかげだ。

 

 

所長も気をよくしたのか、『信州編』より半年以上前に調査した『東海編』の報告を引き続き私が担当させていただくことになった。

 

やみ所長と違い、真面目だけがとりえの退屈な男だが、最後までお読みいただければ幸いである。

 

 

さて、私は名古屋駅地下に『エリックサウス』が出来たと聞き、一度は訪問したいと思っていた。

 

そのため今回の調査では真っ先に訪問した。

 

 

 

 

・KITTE名古屋 案内図

 

日本郵政のビルだから”KITTE”(=切手)。

 

KITTEビルは他にも帝都と博多にあり、今後も増えそうだ。

 

地下一階の飲食フロアに向かう。

 

 

 

 

・外観

 

「エリックサウス・KITTE名古屋店」

(愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 KITTE名古屋 B1F)

 

 

実は、こちらは やみ所長が過去に報告済みの、

『エリックカレー&ベジタブルデリ 星が丘店』が移転し、

2016年6月に業態を変えてレストランをメインにオープンした店。

 

※移転前の調査報告はこちら

■カレー遠征2015春・名古屋■【4】ERICK CURRY & V. D.(千種区)■ビリヤニ

http://ameblo.jp/yamikomon/entry-12009403113.html

 

 

 

『エリックサウス』は、岐阜の(株)円相フードサービスが展開するカレーショップチェーン。

 

帝都での成功で全国的にも一躍有名となり、地元の岐阜や愛知でもいっそう人気を高めている。

 

また、同店で修業したシェフが独立して人気店になる例も多い。

(→三日月バル(岐阜市)、魯か(帝都)など)

 

 

 

 

・店内風景

 

基本的に駅などでの出店が多く、集客力は相当なものがある。

 

客層は多様だが、それでいてしっかりとした『南インド料理』を安価で提供し、人気を博しているようだ。

 

この成功モデルは同社専務のイナダシュンスケ氏の並並ならぬ手腕があって初めて成立したものであろう。

 

とにかく、エリックの登場で南インド料理は ぐっとカジュアルなものになった。

 

 

 

 

<食べる闇執事>

 

 

・闇野内の食卓

 

【エリックミールス】 1450円(税込み)

 

・エリックチキンカレー(選択)

・ココナッツ野菜カレー(選択)

・キーライパップー(本日の菜食)

・サンバル

・ラッサム

・ワダ

・ウプマ

・2種類のライス

・パパド

・ヨーグルト

 

 

 

ミールスは1080円からあるのだが、せっかくなので今回は高い方にした。

(※ちょっと付属品が増える)

 

高いといっても1450円でこの内容が食べられるのはありがたい。

 

 

 

 

・エリックチキンカレー(選択)

 

このセットの場合、カレーが2種選択できる。(全6種)

 

まずは他のエリックとの違いを確かめるために、基本の【エリックチキンカレー】を選んだ。

 

 

水分が多め(ゆるめ)になっているようにも感じるし、具材も迫力不足のような?

最近はこうなったのだろうか?

 

辛さも控えめ。

 

 

 

 

・ココナッツ野菜カレー(選択)

 

オレンジ色がまぶしい、【ココナッツ野菜カレー】。

 

キャッチーで食べやすい。

 

ちなみに追加料金(100円)でダニヤをもらい、自分で少しトッピングした。

 

 

 

 

・キーライパップー(本日の菜食)

 

【サンバル】づくりにも欠かせない、南インド独特のトゥールダル(樹豆の剥き割り)を使用。

 

ほうれん草のペーストをミキシングしたヘルシーな一品。

 

癒された。

 

 

 

 

・サンバル

 

 

 

・ラッサム

 

【サンバル】と【ラッサム】は固定。

 

これが安定して美味いからこそ、人気店であり続けることができる。

 

 

 

 

・ヨーグルト

 

プレーンヨーグルトは、ライスにミキシングして【カードライス】に。

 

 

 

 

・バスマティライス

 

バスマティの代わりにジャポニカ米にもできるし、ターメリックライスにもできる。

 

細かいカスタマイズはメニューに明文化され、細かい料金設定が提示されている。

 

 

 

 

・食べ方指南

 

ターリーからカトリを下ろし、ライスを広げてお手手でいただくと美味い。

 

 

 

 

・無料サルビス

 

ウールガイ(漬物) / 激辛青唐辛子ソース / ボディ(ふりかけ)

の3種は使い放題。

 

 

ウールガイはアチャールと同じ。

ボディは塩がかなり強いので、かけ過ぎると危険。

 

 

 

 

・ワダとウプマ

 

かわいらしいサイズのワダと、スージーのウプマ付き。

 

ココナッツチャトニがけがうれしい。

 

※基本的なセットにはこのあたりが付いていない。

 

 

 

 

・探偵の食卓2

 

【濃厚スパイシー 牡蠣マサラ】 800円

 

 

”日替わり料理4種”から1つを追加オーダー。

 

(※この日は他に、【すだち香る鮭のミーンモーレー】、【ラムせせり肉のチュッカ・バルバル】、【チェティナード・チキン・ウプカレー】があった)

 

 

 

正直言えば、ここまでの【ミールス】の味は、ややライト層向けに手加減して食べやすくなっていると思われた。

 

辛さも全般的に控えめだった。

 

また、他の支店でも共通して提供している、いわば”エリック定番の料理”が多かったので、「どこかで食べたことのある味」に思われるものが多かった。

 

(※ただし、いずれも美味しい)

 

 

 

 

 

せっかく新規オープンの店舗に来て、これまでのエリックと同じものだけを食べて帰っては ちょっと面白みに欠けると感じ、思い切って(?)追加オーダーしたのだ。

 

量的に食べきれるか心配だったが、問題のない量でほっとした。

 

 

 

 

 

そして追加オーダーして大正解だった。

 

 

大ぶりの牡蠣がゴロゴロと贅沢に使われ、食べる喜びに満ち溢れる。

 

これは手加減なしのスパイス感。

そして辛い。

 

マニア層も納得の一品だ。

 

むしろ、ミールスは最小限のセットにして、日替わり料理を必ず頼むことをオススメする。

 

 

店側としても、その辺のことは充分に心得ているのだろう。

 

 

***

 

 

アルバイトの若い店員(日本人)が爽やかな笑顔であいさつし、きめ細かい日本式の接客とサルビスを提供。

 

高いレベルで安定して食べやすい定番のカレー。

 

意欲的に攻めている日替わりカレー。

 

良心的な価格設定。

 

 

これからも全国に店舗を広げて欲しいものだ。

 

 

***

エリックサウス KITTE名古屋店インド料理 / 名古屋駅名鉄名古屋駅近鉄名古屋駅
昼総合点★★★☆☆ 3.9

***

 

やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

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