■ ラサマンダ(岐阜市)■カレー遠征2014中秋・岐阜編(第4回) | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。


全国の善良なるカレー市民の皆さん。


カレー探偵やみちゃんです。



富山カレー王国(王都/富山県射水市)にあるカレー探偵事務所の所長をしています。


昨年秋の中頃、岐阜へカレー遠征(※)をしてきたので、その内容を回を分けて記録していきたいと思います。


※主としてカレーを目的に旅行すること。ついでに観光も。



今回は第4回目です。


てか、「岐阜編」、いつになったら終わるんでしょう。


しかも、そのあとに「第二次 北関東編」のカレー19連チャンが。。


ブルブルッ!

考えない、考えない。



では最後までよろしくたのんますちゃ。



<カレー#4 ラサマンダ>



・外観





ラサマンダ

(岐阜県岐阜市此花町6-12 オペラスKONOHANA 1F)



岐阜市には穴場の店、隠れた(?)実力店が多いんですが、この店もまさにそう。


名古屋に負けるわけにはいかんのやて!



やみ「わかっとるちゃ、私には、ちゃあんと、わかっとるよ」







レストランに併設されたプラナスペース。


インド雑貨も扱っています。



なんというか、完全に”美意識の高いカレー女子向けのお店。


となれば、もちろんコンセプトは「アーユルヴェーダ」です。



※北陸の読者に分かりやすく言えば、石川県の「Mazaa」、「るびなばいざべい」と同じコンセプト。



・ランチメニュー





本日のカレーは、ベジとノンベジを選択可能。


カレー探偵としては面白くないのでパス。


グランドメニューの単品で、ちゃんとした実力を知るためです。




・店内風景









プライバシーに配慮した、高めの間仕切りが目立ちます。


そのため、広い店内、他の客人の様子は分かりませんでした。



おそらく、カレー有閑夫人(マダム)たちや、ライト級カレーOL、あるいはカレー美魔女たちの「カレー女子会」に利用されていることを予想します。


一方でカレーマイルドヤンキーママ友会にはあまり利用されていなさそう。

価格帯的にも、育児スペース的にも。



調度品、テーブルや椅子の細工は重厚で、手のこんだものを使用。




・iPad完備





各テーブルにはiPadが設置されており、メニューやシェフの言葉、経歴、食材の解説など、非常に細かいアナウンスあり。


10ページ以上にわたる細かい解説をじっくりと読んでいたら、待ち時間も飽きませんでした。



生産者や作り手のこだわり、顔が見える経営姿勢には好印象。




<食べる探偵>



・探偵の食卓







とにかくオーダーには迷いました。


なぜって、カスタマイズが非常に、こと細かいからなんですよ。



たとえば、セットを1つ選ぶにしても、


①基本のセットを8つの中から1つ選択


②カレーを1つ(または2つ)選択


③サラダの有無を選択


④ナン、ライス、チャパティから選択(ライスはターメリックまたはジーラに変更可能)


⑤プラス料金でナン、チャパティをミニサイズにして変わりナン8種の中のどれかに変更可能


⑥プラス料金で変わりナンのサイズをやっぱり標準サイズにも戻せる


⑦プラス料金でサモサ、パコラをつけられる


⑧プラス料金でタンドリーチキンまたはチキンティッカ1Pをつけられる


⑨プラス料金でタンドリープローンにも出来る


⑩セットのドリンクは8種類から選択


⑪プラス料金で上位グレードのドリンク5種類から選択可能に


⑫さらにプラス料金で最上位グレードのドリンク5種類から選択可能に


⑬ドーサをプラスできます。もちろん追加料金



・・・わかります?


この細かいカスタマイズ感。



顔なじみのスタッフに、ちょっと無理を言って変えてもらうんじゃなく、最初からあらゆるカスタマイズ設定が、フローチャートになってメニューに表記されているんですよ。


しかも、「これは+324円、あれは+108円」、とか全部価格が決まっているんです。



うけるわ~。


優柔不断なひとは小一時間悩むんじゃないかな?にゃはは。



では、順にみていきましょう。




・サラダ






野菜は地産地消、無農薬


「まめな農園」木村さんからの贈り物。



何もつけなくても、野菜本来の甘みがじわじわと。




・秋のカリー(季節限定)







サツマイモ、パプリカ、レンコン。


そして、「バターナッツかぼちゃ」。


季節野菜をタンドールでかるく焼いただけの、素材の持ち味を極限まで引き出したままでのトッピング活動。



こりゃ、カレーに野菜が入っているんじゃねえよ。


野菜に、カレーのディップをつけて食べるものだわ。



業務スーパーで買った中国産の冷凍野菜では、こうはいきませんよね。

(※良い悪いは別として。私、よく食べてますし)







総料理長・ソーバット氏(46歳)は、インドのウットランチェル・ガラワール出身。


仕事が丁寧ですね。


野菜が新鮮なので、それだけでアドバンテージがあるというもの。


チーズはちゃんとしたパニールで、サイコロ状のものがゴロゴロリン。






チキンカレーはマイルドでカシューナッツ感が豊富。


やはりこの店ではベジカレーのほうが正解か。







・・これ、何やったかな?


(遠い目)




・ガーリックナン





先述の通り、せっかく細かいカスタマイズができるのだから、追加料金で変わりナンを2品選択しました。


1つめは「ガーリックナン」です。






すり込んでありますね。


ガーリックバターを。



ポロポロとガーリック片が落ちないので食べやすいし、女子を意識してか無臭ニンニクのようでした。



個人的には、プンプン匂うスパルタンなガーリックパワーを欲していますので、ちと物足りない。


しかしながら、これ単品でもウマウマと楽しめる完成度の高い一品でした。



やみ「パワーを、我に! ぐ、ぐいいん??」



あらら?


ぐいーーーーーーーーーーん!!

とは叫べなかったようですね。




・セサミロティ





ゴマが1万粒めり込んだセサミロティ


ロティ(全粒粉パン)のバリエーションって、ありそうで無いからこれは貴重。


そもそも、このお店、ロティやチャパティ標準でメニューに記載してあるのも好印象です。


これは普通に美味いに決まっていますよね。




・デザート





私はスヰーツが好きでも嫌いでもないので割愛しますが、女子向けのインディアンスヰーツが充実しておりました。


クルフィが自慢のようです。



・お口直し





スゥィートフェンネル2種類。


あなたはどっち派?


キレイな子と、かわいい子。

どっちが好きなの?



***



コンセプトをしっかり定め、ターゲットを囲い込む。


外国人と話すのが得意ではないライトな客が、読めばすべて把握できるような親切すぎるメニューを設置する。


野菜を中心とした安全な食材、身体に美味しいカレー。


自慢のスヰーツ。


アーユルヴェーダで身体の中から健康に。



それが個性であり、他店にない優位性となる。




或る日の岐阜カレー活動「ラサマンダ」にて、我、思う。




君のハートに、やみちゃん・ウインター。




***

ラサマンダインド料理 / 西岐阜駅岐阜駅名鉄岐阜駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8

***


やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」



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