フランスの父親が育児に積極的なワケ | 「自分を生きる」最短ルート

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フランスの父親が育児に積極的なワケ~男を「父にする」工夫の数々

かの国の「お父さん教育」に学ぶ

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64741

 

という記事を読んで、

 

 

フランスの、育児への、国家をあげての支援体制がすばらしいキラキラ

 

 

と思いました。

 

 

 

フランスでは、2002年から始まった

父親の育児休暇(子どもの誕生から14日間)の取得率が7割なので、

「子どもが産まれたら、父親は2週間仕事を休む」

が社会的合意となっているとのこと。(すばらしいキラキラ

 

 

 

そして、

ただ2週間父親を家にいさせても、育児をしなければ意味がないので、

(フランス政府様、よくお分かりで!)

 

「父親も育児をする」という自覚を養うことと、

育児の実務スキルを身に付けるために、

助産師さんが「お世話レッスン」をするとのこと。(ほんとすばらしいキラキラキラキラ

 

 

 

(以下引用)

授乳指導の場面では、終わった時に助産師さんが子どもを抱いてゲップのさせ方を実演した後、当たり前のように夫に手渡した。

「ゲップが出たらおむつもチェックしてね。あ、ほら今ウンチした。授乳の後ってよくウンチするのよね」。

ウンチのおむつは換えたくないだのと言う暇は、もちろんない。

そうして4日間の入院中、極々自然な流れで、夫には「父親」の役割と乳幼児育児の基本動作がインストールされていた。

(引用終わり)

 

 

 

そして、

フランスが国策として「父親支援」をしているのは、

母親の孤立を防ぎ、子どもの虐待リスクを下げる、

という一義的なものの他に、

 

成人の健康状態は幼少期の過ごし方に大きく影響を受ける、

それは親のあり方に左右される、

親が適切に育児をすることで、子どもは健全な心身を育み、「健康」という資産を得る、

 

結果、フランスの医療費の支出が抑制される、

 

という長期的国家戦略にもとづくそうで、

賢いな~~~~~キラキラキラキラキラキラ

と思いました。

 

 

 

そして、

たくさんある父親支援のうち、

発達心理学を取り入れた「父親準備コース」があるとのこと。

 

 

 

(以下引用)

「『親』とは世界で一番難しい仕事の一つなのに、きちんと学ぶ場がありません。

そして一度始まってしまったら、その難しさに圧倒されるうち、あっという間に時間が経ってしまう。

知っていれば対応できた状況でミスをし、パートナーと無駄な衝突をし、子どもに不当な怒りをぶつけ……

子育てという難しいミッションは、学習しないと間違った方向に行く可能性が高いんです。

 

そして後には後悔ばかりが残ってしまう。

『私の時代にあなたのアトリエがあれば』と寂しそうに言う、思春期の子の父親たちを何人見てきたでしょう。

僕は父親たちの心を後悔ではなく、いい思い出で満たしたい。

もう誰にも、僕のような思いをして欲しくない。

子やパートナーとの信頼関係を楽しめる、新しい父親を増やしたいんです」

(引用終わり)

 

 

 

 

『親』とは世界で一番難しい仕事の一つなのに、きちんと学ぶ場がありません。

 

 

という言葉が、本当にそのとおり、と思いました。

 

 

 

 

母親を苦しめる、世間のみんながなんとなく持っている常識(思い込み)に、

 

 

「子どもさえ産まれれば、誰でも自然に母親になれる」

 

 

というものがあるように思います。

 

 

 

 

そんなことあるわけないじゃん。

 

 

 

 

「育児」って、ほんとうは、とても難易度の高い仕事で、

きちんと技術を学ぶ必要があって、

(これは、父親も母親も)

 

 

逆に、学びさえすれば、技術を知ってさえいれば、

苦しまなくてすむことがたくさんあるのに、

 

 

「子どもさえ産まれれば、誰でも自然に母親になれる」

「誰でも自然にできることを、学ばなければできないダメ母」

 

 

ていう思い込みが、学ぶことを阻害していたとしたら、

もったいないな、

て思います。

 

 

 

(時々、ほんとに何も学ばなくても上手に子育てできる人もいるのですが、

あの人達はきっと過去世でよいことをしてきた人達なので、

あんまり気にしないでOKと思います。

育児は、難しくて普通、上手にできなくて普通)

 

 

 

 

別にパセージじゃなくても、

親教育のシステムはたくさんあるので、

自分に合うものを選べばいい、て思うのですが、

 

 

育児を学ぶのに、

「勉強しなければ育児できるようにならないダメ母、ダメ父」

て自分を責める必要はどこにもないですよー、

 

 

ということと、

 

 

身近で、育児を学んでいる人を、

「あんた、勉強しなければ育児もできるようにならないの!?」

てディスる人の言うことは気にしなくてOKと思いますー、

 

 

て言いたいのが今日の日記の目的でございました。

 

 

 

日本も、フランスのように、

お父さん達が、普通に育児を学ぶ国になればいいなー照れ

 

「父親が育児を学ぶの超クール!」って空気感が生まれればいいなーキラキラ

 

 

 

 

 

 

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5月定例会
(1)日時:2019年5月26日(日)午前10:30~12:00(開場10:00)
(2)会場:森湖休(しんこきゅう) 秋田県仙北市田沢湖生保内男坂61-10
(3)参加費:無料
(4)定員:10名

 

6月定例会は6月16日(日)

7月定例会は7月28日(日)です。


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