共同体への回帰 | 「自分を生きる」最短ルート

「自分を生きる」最短ルート

SPECを覚醒させて、奇跡が日常になる

野田先生は、

 

「フロイトは、人間が不幸なのは、間違ったことを学んでしまったから、て考えたけど、

 

アドラーは、人間が不幸なのは、正しいことを学んでないから、て考えたんです」

 

と教えて下さいました。

 

 

それを聞いて、

 

人間が、間違ったことを学んじゃったから不幸だとしたら、

間違ったことを一回消去しなきゃならないから大変そうだけど、

 

正しいことを知らなかっただけだとしたら、

正しいことを知りさえすれば簡単に幸せになれる感じがいいなぁ照れ

 

と思いました。

 

 

 

人間て、

 

「正しい客観的な事実」と「思い込み」だったら、

 

意外と「思い込み」の方を信じていることが多い、

(まぁ、信じているからこそ「思い込み」なんですが)

 

そして、私の「思い込み」が、私の思考を作り、感情を生みだし、行動としてあらわれ、私の世界を創り上げていく、

 

そんな、思考と感情と行動のからくりを学びました。

 

 

だから、客観的な世界に近い思い込みを持っている人は生きやすく、

客観的な世界とかけはなれている思い込みを持っている人は生きづらい。

 

 

 

そして、

多くの人が「客観的な世界」とかけ離れた「思い込み」を持っている社会は、

きっと、みんなが生きづらい、と思います。

 

 

 

戦後の日本人がなんとなく共通で持っている

 

みんなが

能力を伸ばし、

自由に、

地域や家に縛られず、

好きな場所で、

自分のやりたいことをして生きていくのが、幸せなのだ。

 

という「思い込み」があるように思うのですが、

 

 

けれど、日本は、これを実現するために、

地域共同体を破壊し、

家制度を破壊し、

 

家族が、親族が、近所に住み、

小商いをやりながら、ずっと地域共同体の中で生きていけるモデルを破壊してしまった結果、

みんなが不幸になってしまったように思います。

 

(日本は、昔は自営業が5割だったけど、今はサラリーマンが9割になってしまったそうです。

会社がいつ潰れるか分からず、転勤が当たり前の世界だと、みんなが共同体を失うよなぁ)

 

 

 

しがらみも、

わずらわしいことも多いけど、

それでも人類が血縁や地縁で共同体を築いてきたのは、

それが生き物としての人類にとって、自然な形だったから、と思います。

 

 

群を作り、群の中で生きるのが、おそらく人類という動物にとって一番自然な形で、

 

 

戦後、「共同体の解体」という壮大な社会実験をしてみんながしんどい社会を創り上げてしまったけど、

こっちの方向性はどうやら間違いだった、ということに気付いた今、

 

もう一回、ゆるやかに新しい共同体を創り上げていく必要がある時代なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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3月の定例会は以下の日程で行います。
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「3月定例会」
(1)日時:2019年3月24日(日)午前10:30~12:00(開場10:00)
(2)会場:森湖休(しんこきゅう) 秋田県仙北市田沢湖生保内男坂61-10
(3)参加費:100円(冬季暖房代カンパ。温かくなったら無料に戻します)
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6~7月に、秋田市でパセージを開催致します。

日程や場所などはまだ未定ですが、興味のある方、ご連絡をお待ちしております。


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