アドラー心理学にもとづく育児学習コース「パセージ」では、
子どもを親の理想の子どもに変えるのではなく、
親が、子どもが勇気をもって生きることができるよう、援助できる親に変わる
ことができるよう、
親さん自身がリーダーやメンバーさんからたくさん勇気づけられます。
パセージだったか、パセージ・プラスだったか忘れたのですが、
(多分プラスだったと思います)
リーダーさんから、
「人は変えられません。
変えられるのは、自分だけです。
もしも親が子どもを変えることができるとしたら、
あなたも、人から変えられる、ということになりますよ?
それはイヤでしょ?」
て、にこにこと勇気づけられたことがありました。
そのときは、
うん。絶対それイヤ!
て即座に思いました。
人が変わるのは、
「私が変わるんだ!」
と自分で決意したときだけです。
とは言え、
「私が変わるんだ!」
と決意してすらも、なかなか自分を変えるって難しいので、
なんで人ってなかなか変わらないんだろう?
というのは割といつもぶらさげているのですが、
厚切りジェイソンが、
鋭いことを言っていました。
-----
まあ単純に、変化しないほうが楽ですからね。
新しいことに挑戦すると失敗する可能性もあるし、自分でどうすればいいかを考える必要があるんですよ。
「自分で考える」って、労力がかかるし怖い。だから、誰かに「これをこういうふうにやりなさい」と一から説明書みたいに教えてもらって、それを文字通りにこなしておくほうが、考えなくていいし、「あの人に言われたから」と責任も押しつけられるから楽なんです。
-----
「日本に意見したいことなんかない!? なぜ厚切りジェイソンは日本人へのアドバイスをやめたのか」https://r25.jp/article/646593127944186816?fbclid=IwAR1EcqpRTJKbguMI8HzxFzqM56TqXeUlTNG2sBgLu6pEcoxscdbrEdifZtg
たしかに。
「変わる」こともしんどいし、
「自分で考える」こともしんどいし、
「自分の考えにもとづいて、変化し、行動した結果の責任を自分でとる」こともしんどい。
変わらなくても生きていけるんだったら、
考えなくても生きていけるんだったら、
無責任なままでも生きていけるんだったら、
そっち選ぶよなぁ、たいていは。
(人類に備わっている、この「省エネモード」が人類をここまで生き延びさせた面もあるので、一概に悪いものではないと思うのですが、変化した方が生きやすくなる場面で省エネモードが邪魔をする面はあるかもです)
上掲サイトの、
-----
変われない人って「自分の人生に自分で責任をもって生きる」という感覚が足りないんだと思うよ。
だけどそれは、「日本人が」ということじゃないんですよ。「人間が」…という話です。
「変わりたいけど変われない」なんて、アメリカ人だってまったく同じですよ。「やりたいことがわからない」も、「やりたいことはあるけど、挑戦する勇気がない」も、たぶんみんな世界共通。
「日本人だから変われない」なんて、まったく思ってないです。
厳しい言い方になるけど、できない人ができないだけなんです。日本にだって、柔軟に変化できる優秀な人はいっぱいいる。僕が言っているのは、アメリカと日本の比較じゃなく、できる人とできない人の比較なんですよ。
-----
という言葉が、なかなか胸に刺さりました
-----
3月の定例会は以下の日程で行います。
アドラー心理学を、一緒に学んでみませんか?
「3月定例会」
(1)日時:2019年3月24日(日)午前10:30~12:00(開場10:00)
(2)会場:森湖休(しんこきゅう) 秋田県仙北市田沢湖生保内男坂61-10
(3)参加費:100円(冬季暖房代カンパ。温かくなったら無料に戻します)
(4)定員:10名
「2019年6~7月 パセージ@秋田市」
6~7月に、秋田市でパセージを開催致します。
日程や場所などはまだ未定ですが、興味のある方、ご連絡をお待ちしております。
■お申込・お問い合せはこちらへ■
ena-san☆nifty.com(☆を@へ)
北村江奈まで