長子(第一子)の子って、
真面目、優等生、しっかり者に育ちやすい傾向があると言われています。
生まれたばかりの赤ちゃんて、何もできません。
おっぱい吸って、泣いて、うんちして、寝て、起きる、
くらいの能力しかない時に、
自分よりはるかに大きく、
なんでもできる万能の巨人が、
自分をお世話してくれるわけです。
自分をお世話してくれるわけです。
こいつ多分神。
赤ちゃんて、周りの大人(特にも、おかあさん)のことを、そんなふうに思うんじゃないかな~。
そしたらもう、神の愛(注目)を得るために何でもします。
神の愛がないと、赤ちゃんはリアルに死にますし。
そんな、神との蜜月時代を経て数年。
いきなり、第二子という、
神の愛のほぼ全てを奪う存在が世界に現れます。
第一子、大ピンチです。
ここで、神の愛を取り戻すべく第一子の工夫が始まります。
多くの第一子は、
「ボク(わたし)、第二子より、こんなことも、あんなこともできる良い子です」作戦を取る、と言われています。
「良い子でいて、褒められよう」作戦は、けっこう成功します。
なにせ相手は、まだ何もできない赤ちゃんですから。
そんなこんなで、素直で、真面目な子に育ちやすい第一子ですが、
自分を振り返ってみると、
学校の
「5教科ぜんぶできて、運動もできて、お友達も多くて普通」
という価値観を無批判に取り入れちゃって、
それができない自分を否定して苦しんでいた面はあったので、
素直で真面目もよしあしではあります。
「何に対して」素直で真面目なのか、そこが大事なんだな~、と思います。
これからは、自分の感じることに素直に、
自分に対して真面目に生きていきたいな、と思います。