「失敗」した時はどうすればいい? | 「生きる」を楽しむ

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7ヶ月でSPECを覚醒させて、
奇跡が日常になる

パセージには、

お子さんが「失敗」してしまったときに

どう勇気づけるか、というページがあります。

 

「失敗」してしまった時の対処法は、

1)原状回復

2)再発防止

3)迷惑をかけた人がいたら、謝罪

と、テキストにあります。

 

たとえば、牛乳をテーブルにこぼしちゃったら、

1)牛乳を台ふきんでふく。(原状回復)

2)なぜ牛乳をこぼしちゃったのか、どうすれば次牛乳をこぼさないか、対策を考える。(再発防止)

3)迷惑をかけた人がいなければ謝罪は不要。

となります。

 

私は、ここのページを学ぶ前は、

「失敗って、取り返しのつかない恐ろしいもの。

失敗って、しちゃダメなもの」

って、「失敗」をすごく恐ろしいもののように思っていたのですが、

ああ、「失敗」した時にはこうすればいいんだ、と言語化できて、

とても安心して、勇気づけられた記憶があります。

 

今朝、新聞を読んでいたら、

森友学園の国有地売却に関する決裁文書改ざん問題で、

麻生財務相が、

原因究明再発防止が大臣として与えられた仕事」

と答えていて、

ああ、麻生さん、まっとうなことを言っているなぁ

と思いました。

 

マスコミが「責任を取って辞任しないんですか?」って問うているようですが、

こういう問題が起こるたびに私がいつも不思議に思うのが、

 

なんで失敗したときの責任の取り方が辞任なの?

 

ということです。

やめちゃったら、現状回復も、再発防止もできないんだから、責任取れないじゃない?

 

「切腹」が責任の取り方だった、武士の文化をひきついでいるのでしょうか。

相手を(社会的に)殺すのが、責任の取らせ方って、ちょっとなぁ、と思います。

 

 

パセージが育てたい子どもって、

 

失敗しない子

 

じゃなくて、

 

失敗してもリカバーできるたくましい子

 

と思います。

 

人間は、

「成功体験」から自信を得て、

「失敗体験」から教訓を得る。

 

成功も、失敗も、バランスよく体験して、

子どもたちがのびやかに人生を生きられますように。