はじめてのことは、スムーズにできないし、負荷がかかるものです。
「発信」も、スムーズにできるようになるまでは、
筋トレと同じように、ある程度の時間がかかります。
自分を表現して、不特定多数のひとに届ける。
こころの抵抗が起こるのは、自然なことです。
でも、抵抗を感じつつも、一歩一歩進んだひとが、
スムーズに発信できるようになり、ファンが集まり、
「自分の世界」ができてくるのです。
いまではのびのびと発信し、濃いファンが集まっているキミクマさんも、
最初は、抵抗感でいっぱいだったそうです。
★今までの物語
自分の世界を追究し、表現する〜いつでもどこでもぬいぐるみ愛を表す、ぬいどりキミクマさん物語。
「大人だから良くない」と封印していた好きなこと。自分にOKを出せて、少しずつ表現できるように。
好きなぬいぐるみを「好きだ」と認め、
1〜2年前から発信を始めたキミクマさん。
当時は、ぬいぐるみの写真をアップするだけでなく、
並行して、パステルでクマの絵を描いてアップしたり、
ポエムのような文章を発信していたそうです。
最初は、発信することが、とてもこわかったそうです。
「おかしいと、言われるんじゃないか」と。
ポエムチックな文章を書いた日は、アップするのが
とてもこわくて、しばらく公開ボタンを押せなかったり。
「この一線を、越えて発信してはいけない・・・!」と
自分の中で設けた制限がたくさんあり、
一歩一歩、「ポチ」っと公開ボタンを押すことで
乗り越えていくような日々だったそう。
「明日は、やめよう」と思いつつ、でも、
「やっぱり、外に表現したい」という思いがどうしても強くあって、
葛藤していたそうです。
そのうち、だんだんと、
知人が「いいね!」してくれたり、案外、大丈夫だな・・と
思えるようになったそう。
通っていたパステル教室の先生から、
「発信は練習だからね」と励まされたり、
参加した講座の講師から、
ぬいどりを「おもしろい」と言ってもらえたり、
出会った人たちから後押ししてもらったことも、大きかったそうです。
発信しながら、表現方法を模索していた時でもありました。
ぬいどりと並行して、パステルで描いたイラストも発信。
どちらも大切な世界だったので、決めきれず、続けていました。
この頃、現在のぬいぐるみメンバーの一員である「はしまる」が誕生。
はしまるは、キミクマさんが自分でイラストを描き、
紙粘土から型紙を起こして自作したぬいぐるみ。
(キミクマさんのブログよりお借りしました)
発信することには、だいぶ慣れてきたけど、
まだまだ葛藤もあった時。
また、表現方法も決めきれず、どうしようかな・・・?と
思っていた時でもありました。
そんな中、今年2月、セッションにいらっしゃいます。
その後、ザ・デビューへの参加で、一気に流れが加速しました。
(つづきます)