職場屋上より六甲山を望んで
◇鉄の不足は、脳の酸素や栄養の不足を引き起こし、脳のエネルギー不足になりかねません。
脳のおもな働きは、脳や体に酸素や栄養を運び、脳や体の機能を高めることです。そのため、鉄の不足は脳の酸素や栄養の不足を引き起こし、脳のエネルギー不足になりかねません。
また、鉄の不足は思考力や集中力の低下、神経過敏など脳機能だけでなく、肩や首のこり、動悸、息切れ、冷え、食欲不振、便秘や下痢、頭痛など、さまざまな不定愁訴としてあらわれます。
そのほか、セロトニン、ドーパミンなど神経伝達物質の合成にも鉄が欠かせません。神経伝達物質がうまく合成できないと、落ち着きややる気など、脳内における心のコントロールがうまくできないということにもなりかねません。
しかし、鉄は吸収率が低く、不足しやすいので注意が必要です。特に女性は、月経や出産により、さらに鉄が失われることになります。激しい運動をして汗をたくさんかく人も、汗と一緒に鉄が失われるので、鉄不足に注意が必要です。
食品に含まれる鉄は、肉や魚介など動物性の食品に含まれるヘム鉄と、野菜やプルーン、ひじきなど植物性の食品に含まれる非ヘム鉄の2種類があります。
このうち、動物性食品から得られるヘム鉄はすんなり吸収されますが、植物性食品に含まれる非ヘム鉄の吸収率は非常に低く、一緒に食べた穀類や豆類など鉄の吸収を阻害するものによっても影響されてしまいます。
非ヘム鉄の吸収率をアップするためにはビタミンCを添えましょう。ビタミンCの豊富な食品は、みかんやオレンジ、グレープフルーツなど柑橘系の果物と新鮮な野菜です。
ただし、柑橘系の果物は、輸入品の場合、防カビ剤などの薬品が皮に添加されているものもあるので、避けたほうが無難です。
また、果物からビタミンCを摂取すると、糖質まで摂取してしまい、認知症の発症リスクを高める食後高血糖を引き起こしかねません。
ビタミンCは、甘い果物からではなく、サプリメントを活用したり、新鮮な野菜から摂取するのがおすすめです。
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夢 君
夢 君&母猫ミーちゃん
望 君
「一心」のシンちゃん
ワン、ニャンは元気です。
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楽しい週末をお過ごしくださいね(*^_^*)