こんにちは
皆様が もし ”ディズニーランド” などの・・・
”楽園” を 訪れて・・・
そこで 思いっきり 楽しんでいる時に・・・
ここは “刑務所” のような ところだから・・・
早く 出てゆきなさい・・・
などと 言われたら どうするでしょうか？
なにも ”せっかく ここに来て” 楽しんでいるのに・・・
なぜ そんなことを 言われなければならないのか？ などと・・・
”腹が立つ” ことに なるのではないでしょうか？
しかし それと 同じことを・・・
２５００年前に 人類に 説いていたのが・・・
仏教の開祖であった ブッダだったのです。
ブッダの 伝説によれば・・・
当時 ブッダが ”悟り” を 開くことを 実現した時に・・・
その内容を 周囲の人々に 話したところで・・・
だれも 理解できないだろう・・・などと 考えて・・・
”自分だけ 知っていれば それでよい” と 考えていたそうです。
しかし その時に・・・
”神” である ”梵天（ブラフマン）” が ブッダを訪れて・・・
その “悟りの真実” を 人類に 説いてください・・・と
なんと ”３回” も お願いされたそうです。
そして ブッダは その ”悟りの真実” を・・・
多くの人々に 伝えてゆく 決心をして・・・
そのために あらゆる ”たとえ話” を 駆使して・・・
民衆に あらゆる努力をして 伝えたのです。
そして その “悟りの真実” の 内容が・・・
原始仏典の ”スッタニパータ” に 収められているわけです。
当時の 民衆にとっても 現代の私たちと 同じように・・・
これまで通り ”楽しい人生” を 送っていれば 良かったかもしれません。
しかし その人生には・・・
さまざまな ”苦しみ” も 同時に 出現していたわけであり・・・
それを 人類は ”どうすることもできない” と あきらめていたわけです。
しかし それでは あまりにも ”不憫（ふびん）” に 思った ブッダは・・・
その教えとともに 人類に ”苦しみの原因” を 説き・・・
そして その ”苦しみの原因” を ”取り除く方法” を 示したのです。
それが ブッダの ”慈悲の心” と いわれるものであり・・・（※）
それこそが ブッダの “思いやり” だったのです。
このような エピソードを 知ると・・・
前回までの “破滅” においての 原訳である・・・
”ブッダのことば スッタニパータ（中村元訳・岩波文庫版）” を 見れば・・・
“神々” が ブッダに ”へりくだる” という表現が 見られるわけで・・・
その理由も 理解できるわけです。
私たちは この世に生れて・・・
”楽しむ” ことを 目的に 生きてきたようです。
それは これまで 誰も 疑うことのない “真理” であると 考えられてきました。
しかし ブッダは それは “真理” ではなく・・・
人間は この世で ”苦しむ” ことが “真理” であると 説きました。
つまり 私たちは そこから ”努力” して・・・
この ”人間世界” から ”脱出” することを 目指すべきだと 説いたのです。
私たちが この世で ”楽しんでいる時” に・・・
”ブッダの教え” は まさに “大きなお世話” であるとも 考えがちです。
しかし それは ほんとうに そうなのでしょうか？・・・
そんなふうに 考えてしまう 私たちの方が・・・
”無知” であるがゆえに・・・
この世を ”楽しみ”・・・
そして その後・・・
”それ以上” の ”大きな苦しみ” を・・・
私たちは 味わうことに なってしまっているようです。
”知る” は ”一時の恥”・・・
”知らぬ” は ”一生の恥”・・・とも 言われます。
私たちは ”せっかく” この世に 生まれて来たのだから・・・
”楽しまなくては 損だ”・・・などと 考えるのではなく・・・
私たちは ”ブッダの教え” を 知ることによって・・・
”一時の恥” を 知ることによって・・・
この ”一生” を 無駄にしては ならないようです。
人間の ”本当の思いやり” について・・・
私たちは ”この人生” において 知るべきのようですね。
（※） ブッダの ”慈悲の心” を 解説しました・・・
”ブッダの教え 四無量心（しむりょうしん）とは？” の記事は こちらから
そして・・・
“本当の思いやり・・・とは？” という記事は こちらからどうぞ
皆様が もし ”ディズニーランド” などの・・・
”楽園” を 訪れて・・・
そこで 思いっきり 楽しんでいる時に・・・
ここは “刑務所” のような ところだから・・・
早く 出てゆきなさい・・・
などと 言われたら どうするでしょうか？
なにも ”せっかく ここに来て” 楽しんでいるのに・・・
なぜ そんなことを 言われなければならないのか？ などと・・・
”腹が立つ” ことに なるのではないでしょうか？
しかし それと 同じことを・・・
２５００年前に 人類に 説いていたのが・・・
仏教の開祖であった ブッダだったのです。
ブッダの 伝説によれば・・・
当時 ブッダが ”悟り” を 開くことを 実現した時に・・・
その内容を 周囲の人々に 話したところで・・・
だれも 理解できないだろう・・・などと 考えて・・・
”自分だけ 知っていれば それでよい” と 考えていたそうです。
しかし その時に・・・
”神” である ”梵天（ブラフマン）” が ブッダを訪れて・・・
その “悟りの真実” を 人類に 説いてください・・・と
なんと ”３回” も お願いされたそうです。
そして ブッダは その ”悟りの真実” を・・・
多くの人々に 伝えてゆく 決心をして・・・
そのために あらゆる ”たとえ話” を 駆使して・・・
民衆に あらゆる努力をして 伝えたのです。
そして その “悟りの真実” の 内容が・・・
原始仏典の ”スッタニパータ” に 収められているわけです。
当時の 民衆にとっても 現代の私たちと 同じように・・・
これまで通り ”楽しい人生” を 送っていれば 良かったかもしれません。
しかし その人生には・・・
さまざまな ”苦しみ” も 同時に 出現していたわけであり・・・
それを 人類は ”どうすることもできない” と あきらめていたわけです。
しかし それでは あまりにも ”不憫（ふびん）” に 思った ブッダは・・・
その教えとともに 人類に ”苦しみの原因” を 説き・・・
そして その ”苦しみの原因” を ”取り除く方法” を 示したのです。
それが ブッダの ”慈悲の心” と いわれるものであり・・・（※）
それこそが ブッダの “思いやり” だったのです。
このような エピソードを 知ると・・・
前回までの “破滅” においての 原訳である・・・
”ブッダのことば スッタニパータ（中村元訳・岩波文庫版）” を 見れば・・・
“神々” が ブッダに ”へりくだる” という表現が 見られるわけで・・・
その理由も 理解できるわけです。
私たちは この世に生れて・・・
”楽しむ” ことを 目的に 生きてきたようです。
それは これまで 誰も 疑うことのない “真理” であると 考えられてきました。
しかし ブッダは それは “真理” ではなく・・・
人間は この世で ”苦しむ” ことが “真理” であると 説きました。
つまり 私たちは そこから ”努力” して・・・
この ”人間世界” から ”脱出” することを 目指すべきだと 説いたのです。
私たちが この世で ”楽しんでいる時” に・・・
”ブッダの教え” は まさに “大きなお世話” であるとも 考えがちです。
しかし それは ほんとうに そうなのでしょうか？・・・
そんなふうに 考えてしまう 私たちの方が・・・
”無知” であるがゆえに・・・
この世を ”楽しみ”・・・
そして その後・・・
”それ以上” の ”大きな苦しみ” を・・・
私たちは 味わうことに なってしまっているようです。
”知る” は ”一時の恥”・・・
”知らぬ” は ”一生の恥”・・・とも 言われます。
私たちは ”せっかく” この世に 生まれて来たのだから・・・
”楽しまなくては 損だ”・・・などと 考えるのではなく・・・
私たちは ”ブッダの教え” を 知ることによって・・・
”一時の恥” を 知ることによって・・・
この ”一生” を 無駄にしては ならないようです。
人間の ”本当の思いやり” について・・・
私たちは ”この人生” において 知るべきのようですね。
（※） ブッダの ”慈悲の心” を 解説しました・・・
”ブッダの教え 四無量心（しむりょうしん）とは？” の記事は こちらから
そして・・・
“本当の思いやり・・・とは？” という記事は こちらからどうぞ