■被災地に物資が届かない!
スーパーやコンビ二に行っても、米や電池、ガスボンベもない。
店頭には「売り切れ」の張り紙。不安にあおられた人々が殺到し
あっという間に売り切れたらしい。かつての米騒動の時と同じで
今は完全なパニック状態。のんびり屋の我が家は買えなかった。
まあ、いい・・・。いつかは買えるだろうと諦めた。
そんなことより深刻なのは、被災地の人々に「水」や「食料」「医薬品」など
必要な物資が届かないこと。この氷点下でいくら暖をとりたくても、毛布や
暖房もないのだから気の毒になってしまう。
震災から六日目を迎えた3/17現在、死者4,377名、行方不明者9,023名。
毎日のようにテレビから悲痛な叫び声が聞こえてくる。
赤ん坊の泣く声、衰弱した病人、疲れきったお年寄りの顔。
「政府主導」を唱えた菅政権は一体、何をしているのだろう?
34万人を超える避難した人々の声が聞こえないのだろうか?
頭で分かっていても、実行しなければ何もしないのと同じこと。
救援物資の補給がままならない今の状況は戦時下と同じ非常事態。
輸送ルートや通信設備の切断、停電、燃料不足が影響しているとしても
自衛隊の輸送機や大型ヘリ、パラシュート部隊を使った空と陸の連携で
もっと大規模な補給支援が出来ないものだろうか?