■東北地方太平洋沖大地震
11日の午後に起きた国内観測史上最大M9.0の「東北地方太平洋沖大地震」は日本各地に大きな被害をもたらしています。
岩手、宮城、福島県地方をはじめ全国で亡くなられた方や行方不明になった方が1,500人を超え、大勢の人が津波や火災で家屋を失ったことを思うと心が痛みます。
地震が起きた時、私は姉と都内にいましたが、まわりのビルが大きく揺れ動くのを見て、恐怖で身がすくみました。私鉄、JRなどの交通機関は完全にストップ、連絡しようにも携帯電話も不通で、非常時には何の役にも立ちませんでした。数少ない公衆電話にたくさんの人が押し寄せていました。
大きな余震が続く中、銀座から新宿まで二時間かけて歩きましたが、途中のコンビニで水とおにぎりを買い、ホテルでトイレを借りたあと、必死の思いで歩き続けました。
母親の手に引かれる防災ズキンやヘルメットをかぶった小学生や中学生たちの姿。
今回の大地震で、あらためて自然の脅威の前に人間の非力さを思い知らされました。
これからもしばらく大きな余震が有ると思いますので、みなさん十分に警戒しましょう。
現在、被災地で懸命の救出活動にあたっておられる自衛隊や消防、警察、海上保安庁、ボランティアの方々の安全をお祈りしたいと思います。
しばらくの間、インド情報はお休みにしますのでご了解ください。