「強きをたすけ弱きをくじく」ことはまちがっている! | 城陽発☆くまちゃんのダイエット&読書部屋

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何度も挑戦しては、成功→気を緩めリバウンドの繰り返し。思い切って、ダイエットをブログのタイトルにしちゃいました。おまけで読書部屋も(笑)面白そうな本があれば、コメントくださいね。当面200冊読破が目標!

  27日の午前中は、前日の宇治税務署への抗議行動のまとめを書き上げました。

最近、「きっこの日記」が話題をよんでいます。架空増資に問われた裁判で執行猶予付きの有罪判決を受けた、前・イーホームズ社長の藤田東吾氏が、自らの罪を認めたうえで、“巨悪が隠されているにもかかわらず、マスコミもふくめて隠蔽をはかろうとしている。”として、「きっこの日記」を通じて、真相を明らかにしたい、と発言をしています。動画サイトの「You Tube」でもご本人が登場しています。


藤田社長が自ら語る今回の「耐震偽装問題」:
http://www.youtube.com/watch?v=U1Jn1TNZG8s

きっこの日記:
http://www3.diary.ne.jp/user/338790/


 宇治税務署が税金をつかって「おとり調査」を日常的に行い、その問題点を指摘されても「いっさい問題がない」と開き直る姿勢と、耐震偽装問題で藤田氏が訴えたいと思っていることには、ある種共通するテーマがあると思うのです。

 いつの時代でも、税金のとりたては、「富める者に弱く、貧しい者からは苛酷に」、となっています。とりわけ最近の日本の現状は、大企業はバブル期を上回る利益をあげており、潤沢な資金をもとに、企業献金の名のもとに「政治屋」をてなづけ、官僚に「悪代官」のような立ち回りをさせ、ときには、暴力団が甘い汁のおこぼれにあずかる・・・


 ここには、深刻な闇の世界が広がっているように思えてなりません。

 耐震偽装問題では、国交省から逮捕者がでた、というニュースは聞きません。国家、権力者に都合の悪いことは、マスコミもしり込みをします。ますます、闇の世界が深まるばかりです。
 強いもの、権力を握っているものに甘く、弱きもの、正直に毎日を生きているものに、厳しい世の中は、まちがっています。

 だいたい、税務署が警察ばりに、「ガサ入れ」とよんでいる「リョーチョー」というのが現代でもまかりとおっているのが異常です。あらためて調べました。
 憲法に違反する、人権侵害の行為ですよ。それを「調査方法のひとつ」といって、なんら問題ない、というのが税務署の役人の発想です。
 じゃあ、あなたたちは、大企業に同じことをできるのか?といいたいです。
 絶対に、彼らはそれはやりません。いつも、ターゲットは、庶民なのです。
 
 僕が問題にしているのは、この「強きを助け、弱きをくじく」国家と政治家の所業です。公務員のみなさんは、そのほとんどが「主権者である国民」のために働いているし、働こうと思っていると思います。その「やる気」や「善意」をふみにじっているのは、誰か?その本丸にこそ、メスを入れる必要があるんじゃないでしょうか?


「料調」とは、憲法違反の人権侵害の手法

 税務署が「ガサ入れ」と呼んでいる「税務調査」。任意の調査にもかかわらず事実上の「強制捜査」をおこない、納税者の人権を侵害し、税金をつり上げる「税務調査」。国税局資料調査課による調査であることから、「料調」=リョーチョーと略称されています。
 所得税法では税務署員の質問検査権は「犯罪捜査のために認められたものではない」と規定。犯罪容疑(脱税など)がある場合には「強制捜査」が認められていますが、この場合裁判所の令状が必要です。所得税法では任意の税務調査と「強制捜査」を厳格に規定しています。犯罪容疑のない納税者に、意図的に犯罪捜査の手法を導入したものがリョーチョー方式。憲法に違反した人権侵害の手法です。

http://www.zenshoren.or.jp/zeikin/gyousei/030623/030623.htm
(全国商工団体連合会サイトより)


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