どんどんと出てきますよ。ボケが。ではなく料理が。
続いてはこちら。
鴨のオレンジ風味
これまた素敵です。私は鴨を食べたことがなかった気がする。
元々肉が得意ではなかったから、鴨まで食べようとは思ってなかったけど
初めて食べてみたら美味しかった。
オレンジ風味も嫌ではなく頂けた。フルーツをうまく使うのね。
で、この料理が運ばれてきた時には、みんなもうわいわいがやがやで
担当の女性の言葉をちゃんと聞いてなかったもんで
食べる前に「これ何や?何やろ。鴨やんな?鴨やろ」とみんなで話してて
「鴨やな」と片付いたところにおとんが一言。
「いや、これは肉やで!」と、ひらめいた感満載の笑顔。
みんな何言っちゃってるの?的な表情で私たちを見るおとん。
いやいや、おとん。あんたが何言っちゃってるの?やでしかし。
鴨も肉やっちゅうねん、と突っ込まれてたけど、後々聞いたら「鱧」って聞こえてたらしい。
でも、この見た目でそれはないやろ。まず、間違えるたぐいではないよね。
なんてことゆうてる間に次の料理が到着。
本日のピザ
もう、おとんおかげで何のピザか聞いてなかった。
でも、食べたところ、特に何が乗っかってるっていうもんではなさそうでした。
チーズが何とも美味しい上等のチーズでした。
おとんは「これはなんや?」と相変わらずきいてきたけど
みんなも「ピザや」としか答えられず。でもそこは問題にしないおとん。
「これは、あれやな。家でも作ってるやん。作れるやんけ」と得意げ。
まあピザトーストはよくするけど、一緒にされても、と思うだろね。料理人さんは。
そして続いては
秋刀魚と木の子のマリネ
こ~れがまたおとん大絶賛。
大きな秋刀魚の刺身が入ってて、上品な酸っぱさでほんっっっっっっとにおとん大絶賛。
みんなも大絶賛。した後におばあちゃんが食べようとしたら、
もう秋刀魚が残ってない。「お父さんが全部たべてもた・・」と
おばあちゃんがつぶやいた。ごめんよ、ばあちゃん。。
と思う私の横でおとんはとうとう取り分けもせずままの器ごとぺろりとたいらげて
「いや~なんや知らんけど美味しいわ!」と幸せそう。
まあ美味しかったけども。だけどもね、おとん。。
つづく。