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今日は、台湾ドラマ事情を取り上げたいと思います
現在BSジャパンで放送中の『泡沫（うたかた）の夏～泡沫之夏』
泡沫（うたかた）の夏 DVD-SET.1/バービィー・スー,ピーター・ホー,ホアン・シャオミン
¥15,750
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このドラマを観ていて、なぜか違和感を感じてました
36歳の何潤東（ピーター・ホー）の高校生役に無理があるとか、
夏沫役の徐熙媛（大S）の前髪のエクステがチョー不自然だとか、
首筋のタトゥーが肌色のシールで隠されれるとか、
洛熙役の黄暁明（ホァン・ シャオミン）の割れてるアゴ見て、
ザキヤマ思い出すとか・・・
そんなことでは、ないんです ↑あっ失礼しました～ m(_ _)m
華やかな芸能界を舞台に描かれている『泡沫の夏』
違和感を感じるのは、『泡沫の夏』の中で撮影してるドラマのこと
そもそも台湾ドラマは、制作会社が作成し、撮影が完了し作品になったものをTV局に売り込む、いわゆるアメリカ式が主流でした
日本のように、テレビ局が放送時期を決めて撮影し、放送開始後も撮影が続く日本式とは異なります
なので、1本のドラマが、TV局2局で同時期に放送されるということが多々あります
中には、TV局が決まらず、お蔵入りになることも。。。
朱孝天（Ken）主演の『天空之城～City of Sky』は、TV局がなかなか決まらず、世界中で一番先に放送が決まったのが、当時F4ブームの日本のBS日テレでした
その後、中国や台湾でも放送されたとか・・・
このアメリカ式は、最悪TV局が決まらないドラマでも、最初からDVDｰBOXを発売予定なので、海外に売り込み、なんとか事業として成り立つんだそうです
TV放送が始まっても、視聴率が取れなければ、主役が超人気アイドルだろうが、放送が打ち切りになることもあります
打ち切りになれば、その枠が空いてしまう
空いた枠を埋めるために、後番組が繰り上がる訳です
余談ですが、Jerry、Show、呉尊の『ホットショット～籃球火』は、繰り上がったほうのドラマです
台湾のドラマ制作会社は、いいもの作るために必死なんです
だから、面白いんです（長いけど。。。）
『泡沫の夏』の中で撮影されているドラマは、
視聴率やゴシップ記事によって、主人公の出番が減ったり、台本が書き換えられてる・・・
アメリカ式でもなければ日本式でもない！！！
これって、韓国式？？？
『泡沫の夏』は、武漢大学のネット女流作家明曉溪の作品をドラマ化したもの
じゃ、中国のドラマ制作はどうなってるの？
中国では、毎日（土日含む）2話放送され、20～30話が1ヶ月未満
たしか、呉尊の日中台合作『陽光天使
』やJerryの『我的燦爛人生
』がそうだったしかも完璧主義の中国では、中国語の発音が悪い人は、もれなく吹替の刑がっ
なので、韓国式のドラマ撮影は成り立たない訳ですヨ～
『流星花園』は、異例の日本式で撮影が行われました
TV放送日程が先に決まったため、また制作費にも限度があり、衣装やアイテムが思うように準備できず、撮影が開始されたのです
そのため、超お金持ちの設定なのに、安っぽいTシャツを着てたり、F4が乗り回すスポーツカーはレンタル
傷を付けては大変
沖縄ロケが精一杯
通常の台湾ドラマは、オープニング映像は、ドラマシーンを組み合わせて使います
なので、プチネタバレが起こります
たとえば『戰神 MARS』のオープニングで、いじめっ子の晴美（賴雅妍/メーガン・ライ）といじめられっ子キラ（大S）が仲良く会話してたり・・・
現在、BSジャパンで放送中の『晴れのちボクらは恋をする～幸福最晴天』では、険悪な2人のはずが、結婚するような映像が流れたり・・・
『流星花園』のオープニング映像覚えてますか？
映像が追いつかず、F4が浜辺で無邪気に遊ぶシーンがオープニング映像でした
でも、その1年後制作された『流星花園Ⅱ』は、アメリカ式
制作費も大幅にアップ
スポンサーが付き衣装もブランド品、美作（Vanness）なんか、ヴェルサーチのシャツ来てましたから～
ロケ地もいきなり、スペインバルセロナ
全て撮影が終わってから、映像の編集
道明寺が事故で記憶喪失になってるのに、オープニングでは、最終回の教会の映像が流れ、ここでもプチネタバレ
『パフェちっく！』のオープニング映像は、ドラマシーンではなく、別録りされた映像
2010年4月に撮影再開、クランクアップが8月、TV放送開始は12月
ドラマシーンを編集して、オープニング映像を作成する時間はあっただろうに。。。
最近では、このように別録りされることも、たまにあるってことです
また、最近では、TV局の関連会社の制作会社が作ったり、『君恋』のように芸能プロダクション（多曼尼家族/ドマーニFamily）が制作会社だったりもします
台湾ドラマも時代とともに、かわりつつあるんですね
ただ、言葉の違う韓国の女優や男優を起用し、吹替にする
韓流やK-POPブームは台湾にも
・『スキップ・ビート！～華麗的挑戰』 シウォン＆ドンへ（SUPER JUNIOR）
↑Jerryだったのに
⇒F4ジェリーとスーパージュニアが交替、ドラマ「スキップ・ビート！」やっと製作再開―台湾
・『絶対彼氏。～絕對達令』 ク・ヘソン
・『ハヤテのごとく！～旋風管家』 パク･シネ など
mi-ha(迷哈)＠2008年11月『スキップ・ビート』撮影で来日したJerryとアリエルを、成田空港にお迎えに行ったんだ～アリエナイ
⇒F4ジェリー・イェンが来日！日台合作ドラマ製作発表会見