カロリー表記に惑わされるな！

カロリーといえば、ダイエット時には、欠かせない情報のように

思いますよね。　これには、大きな落とし穴があるんです！

『健康増進法』　という法律の中で定められているんですが

カロリー表示は　『±２０％までの誤差は許容範囲』　と

なっているんです。

　２０％というのはかなりでかい！

２０００Kcalで食べているつもりが、２４００Kcal　だったら

カロリー計算も大幅に、くるってしまいます。

もちろん　その逆もあるかもしれません。　でも

コンビニ弁当や、外食が続くと　太る、という認識があるなら

意図的に、低くしているのでは？　と疑ってしまいます。

それから、ちょっと、考えてほしいのですが・・

肉　魚　野菜、すべてがすべて、同じカロリーだと思うでしょうか？

人間に例えると・・体重６０㎏でも、筋肉質な人もいれば、

脂肪でぷるるんとした６０㎏もいます。

背が高くて６０㎏なら痩せてるし、背が低いと太ってる。

それなのに、この肉１００ｇは何カロリーだなんて、おかしいと思いませんか？

つまりカロリーは　『かなり幅のある、だいたいの目安』

であって、正確な数値なんて、わからないのです。

だからといって、食べたい物を我慢してストレスを抱えるほうが

よっぽど異常な食欲を、作り出してしまうものなんです。

また食べる自分自身だって、元気な時もあれば、風邪をひいてる

時もあるし、落ち込んでる日もあれば、イライラしている時も

あります。

ホルモンの状態、自律神経の状態で、吸収するカロリーの量も違えば消費するカロリーの量も違います。

ウォーキングを●分すれば、●ｋcal消費する、なんて数値も決して

正確な数値ではないのです。

どんなに頑張っても、計算通りにはいきません！

だからといって、とにかく少なくすれば良い、というものでもありません。

体が飢餓状態になればなるほど、食欲は異常に出てくるし

脂肪をため込もうとします。

カロリーの誤差を気にして、食べたくない物を食べるより

美味しく食べて、満腹感をもたらすホルモンを分泌したほうが

代謝が上がり、消費カロリーが増えるんです。

そのほうが、ダイエットに効果的　ではないでしょうか。

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健康的なダイエット・食事法