父との固い握手 | ★小細胞肺癌の父と家族の物語★

★小細胞肺癌の父と家族の物語★

2013年5月に小細胞肺癌(Ⅲb)と診断され、その後脳転移、そして2014年6月には、骨転移と癌性髄膜炎にもなり、同年8月7日父自身の誕生日が命日となりました。最悪な状況の中でも、最期まで前向きに諦めなかった父と、その家族の日々の出来事などを綴っていきます。

固い握手・・・


私達家族や、お見舞いに来てくれる方達が、必ずと言っていい程、帰り際に父と固い握手をして帰ります。


最近では、私達が握手するのを見てた、ノリの良い看護師さんも、握手してくれたりと、人との繋がりを感じる瞬間でもあります。



父が病気になって、入退院を繰り返すようになってから、私達の【固い握手】は復活しました。

私が小さな頃から、小学校高学年ぐらいまでは、父が仕事に行く時に、『いってらっしゃ~いパー』の言葉と共に、必ず握手をして玄関まで見送ってましたニコニコ



思春期になっても、父とはよく話もしたし、すごく仲は良かったけど、握手をするのがどうしても照れくさくなってしまい、いつの間にか、【固い握手】はしなくなってしまいました。



父はどんなに体調の悪い日でも、自分から手を伸ばしたりして、握手をしています。



握手には色々な形があり、それぞれに色々な意味があると思いますが・・・

父との握手は、心の絆を深める+明日への希望が強く含まれてる、最強の握手でもあります!!



昨日も親戚の叔父と叔母が、お見舞いに来てくれて、父は朝から電話で、『今日はお腹の調子が、ずっと悪くて痛くて仕方ない』と体調が悪かったのにも関わらず、来てくれた嬉しさと、会話がすごく弾んで楽しかったみたいで、私達が病院に着いた時は、体調も良くなったと、顔色も口調も絶好調でしたにひひ




叔父と叔母が帰り際に、『また来るね~』と固い握手をして父も『ありがとう!!』と、しっかり手を握ってました。

お見舞いで持ってきてくれた、素敵なパジャマ

生地がいいので、手触りが普通のとは全然違います。

『嬉しいな~』と、大喜びの父でしたビックリマーク









先生に生ものとか以外なら、好きな物を持参してもらって食べてもいいよと言われてたので、食欲があまりない父が、唯一食べてくれる、大好きなみたらし団子と五平餅を、買って持って行きました音譜




いつも買うお店の五平餅とみたらし団子は、安いのとその場で焼いてくれるという事もあって、大人気でとても美味しいんですラブラブ



『お父さんみたらし食べる!?』と聞いたら、『おぉ~持ってきてくれたのかー食べたい!!』と言ったので、ベッドを少し起こして、みたらしを1本ペロリと完食してましたチョキ



それから大好きな孫の、『アンパンマーン♪』とリズムに乗って連呼する動画を見て、みんなで爆笑したり、父の大好きな野球中継を、旦那と楽しそうに実況してたりと、今日の父はとても穏やかで楽しそうで、私もとても嬉しかったです。



そして帰り際はいつもの固い握手!!



父から旦那に一言、『○○はこれからも苦労すると思うけど、負けるなよ~汗姉ちゃん(私)のような気がめちゃめちゃ強いのは、なかなかいないからな~』と、笑いながら言ってましたあせる


チッガーンあせる(笑)




アップ↑旦那と父との固い握手↑アップ


スマホで写真を撮ってたら、全員のを撮ってくれと父に言われ、母ともパチリ・・・私ともパチリ(笑)



今更だけど・・・握手っていいですねニコニコ







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