今年の 3月と 4月に突如としてネット上に出現した,1971年2月25日のテープからの "Atom Heart Mother" のステレオ音源,および有名なアナログブート「M-502」の初期プレス盤落としの音源を使用して Sigmaレーベルから「M-502 (Sigma 97)」がリリースされました.これは凄いです.音源がネット上にアップされた際には,コアなファンの間でツイッター等にてかなり話題になりました.

 アナログブート「M-502」は,1971年2月25日ドイツはハンブルのミュージック・ハレ,グローサー・ザール (:大ホール) で行われた公演を収録したもので,CDとしては過去に Ayanamiレーベルから「M-502 (Ayanami-162)」,それをリマスターし Sireneレーベルから「M-502 Collector's Edition (Sirene-176)」(過去ブログ「Pink Floyd - M-502 Collector's Edition (Sirene-176)」参照) がリリースされていましたが,今回の Sigmaレーベルからのリリースは,同アナログブートの最初期盤を使用してのリリース,且つ新たにネット上にアップされたテープ・ステレオ音源を収録しており,この公演の決定盤的な扱いになるでしょう.
 「M-502」は「A Saucerful of Secrets (神秘)」(1968年6月),その後「Ummagumma (ウマグマ)」(1969年10月)にもライブ演奏が収録された "Set The Controls For The Heart Of The Sun","A Saucerful Of Secrets",「More (モア)」(1969年6月)に収録の "Green Is The Colour", "Cymbaline" ,「Ummagumma (ウマグマ)」に収録の "Careful With That Axe, Eugine",当時の最新アルバム「Atom Herat Mother (原子心母)」収録のタイトル曲である "Atom Heart Mother",当時未だアルバムには収録されておらず唯一 BBC のラジオ番組「Top Gear」で披露された "The Embryo" で構成され,何れもこの当時の定番レパートリーで,その後も継続して何年かは演奏される曲です.
 "Set The Controls For The Heart Of The Sun","A Saucerful Of Secrets"等の曲もオフィシャル・アルバム「A Saucerful of Secrets (神秘)」,「Ummagumma (ウマグマ)」,そして本公演を聴くと,ピンク・フロイドがライブを通じて常に実験的な試みで演奏をしていたことが判ります.
 そして本公演のハイライトは,地元オーケストラ,合唱隊と協演した "Atom Heart Mother" で,今回は上述したネット上に公開されたステレオ版のテープソースのものを追加収録しています.そしてアナログ盤の「M-502」には収録されていませんし,今回の「M-502 (Sigma 97)」にも収録されていませんが,"Atom Heart Mother" 演奏後に観客からの大歓声に応えるべくアンコールとして "Atom Heart Mother (Reprise)" を演奏しており,その音源が本CDリリースの数日前にネット上に公開されました.残念なのはこのアンコール部分が今回のリリースに間に合っていない点です.念の為,このブログの後半部分に音源を貼り付けておきます.
 今回新たにアップされたテープ音源 "Atom Heart Mother" の録音者は,ハンブルグのN兄弟との事です.この録音にはゼンハイザーのマイクが 2本使用されたとありますので,各々1本づつ持って録音したのでしょうか.
 メーカー情報にも記載されていますが Sireneレーベルの「M-502 Collector's Edition (Sirene-176)」と比較すると,最低限のトリートメントで原音を忠実に再現している関係か,音に柔らかさを感じますし,"Careful With The That Axe, Eugene" のロジャー・ウォーターズのスクリーミング部分の歪みは致し方ないものの,こちらの方が歪み度は少ないように感じます.

 DVD (映像) の方は過去にボーナスとして付属していたり,ギフトでも配布されていた関係もあり,新鮮さは無いのですが,同日の映像を収録しているので楽しめます.また今回はDVDRではなく,プレスDVDになってます.

 時間のある方は過去ブログ「Pink Floyd - M-502 Collector's Edition (Sirene-176)」も参考にどうぞ♪

 メーカー情報では
 『すでに一部のコアなマニア間では話題騒然の驚愕音源がDVDとのカップリングによるプレス・タイトルで堂々の登場!これは凄い。新たな定番タイトルとなる事は間違いありません。
 まずメインとなるCDは、1971年2月25日のハンブルグ公演を極上オーディエンス録音で収録した、激レア・アナログ・ブート「M-502」の、さらに最初期盤とされる、「マトリクス・ナンバー 1,2,3,4」バージョン2LPからリマスター収録。なんの事かと思われますが、ファンの間では、本ハンブルグ公演のブートと言えば白地に「だまし絵」が印刷されたインパクトのあるジャケと、そのジャケにはタイトルが記載されていないことから、盤のマトリクス番号、「M-502」が通称として近年親しまれていることと思います。
 しかし今回突然ネット上にアップされたバージョンは、ジャケこそいつもの「だまし絵」ですが、レコードのラベルがなく、マトリクス番号が「1,2,3,4」というものだからこれは驚きで、一部の文献サイトでは元々その存在に触れているものもありますが、こうやって実物の音源がアップロードされた事は驚愕に値することであり、ネット上でもかなり話題になりました。今回のタイトルのインナーにはそれら基となったオリジナルLP盤の画像類も印刷されています。
 音源のアップローダーは「盤は厚く重量がある(重量盤)」、「1971年にドイツでプレスされた最初期盤」、「マトリクス・ナンバーは手書きでそれぞれの面に1,2,3,4とある」等々、実物を持っていないと出来ないような非常に興味深い説得力のあるコメントをしています。アップローダーはノイズの除去とピッチの調整を施したようですが、今回のプレス盤化にあたり全面的に見直しをかけ、(さらにやり過ぎない程度の)ピンポイントでのノイズ除去を施し、原音を重視した、プレス盤化にふさわしいタイトルになっております。
 既発盤としては長年 Sirene-176 盤(4CD)が君臨してきましたが、今回のタイトルでは純度で勝負と言える質感を持っており 、Sirene盤がかなり明るめの派手めなサウンドであるのに対し、今回のタイトルでは音量は控え目・ダイナミックレンジ(音の強弱の差)を重視した、LPに刻まれた原音尊重のサウンドと言えるでしょう。Sirene盤では例えば「ユージン」絶叫部においてかなり歪みます。しかし本タイトルでは派手さこそありませんが、余計な歪みのない、オリジナルLPに準じたみずみずしいサウンドが好感を持てると思います。是非通常よりもアンプの音量を上げ堪能して頂きたいと思います。広いダイナミックレンジを確保したことで得られた抑揚のあるサウンドは非常に心地良いと実感して頂けるはずです。シンバルや管楽器の鳴りもすばらしく、静寂と爆音が交錯したこの素晴らしいサウンドを前にして、奇をてらった表現は不要なのです。

 さらに2枚目後半には本編以上にビックリな音源が初登場!同日の「原子心母」を超極上ステレオ・テープ・ソースにて収録!本ステレオ・ソースのアップローダーも「最初はLPとは別ソースかと思ったが、実際は同じ音源のようだ」としています。実際に聞き比べると、オーディエンス・ノイズの類いが同じであり、やはりLPと同じ音源なのでしょう。しかしそのような音源の位置づけの議論がバカバカしくなるほどに、この新発見のステレオ・テープ・ソースが驚異的に素晴らしいものであり、先に本レーベルよりリリースされた70年パリ公演と並び、本年度のフロイドブート最重要音源と断言できることに違いはありません。そもそも、「原子心母」のブラス/コーラス隊入りのライブテイクはその演奏回数の少なさから、現存する音源も数少ない事は周知の事実。しかもそれが驚異的な極上音質のステレオ録音で残されていた事に驚愕するはずです。今回の音源は3rd Genとのことで、ヒスノイズこそ入りますが、それが大した問題ではないことは、この音源をじっくり聴けば誰もが納得するはずです。ちなみに現時点で音質良好かつステレオ録音で残されているライブは、この日以外でパッと思いつく限りでは、翌日オッフェンバッハのリプライズ演奏、同年モントルーの Rec2 くらいかと思われます (BBC'70や同年シェフィールド公演はモノラル録音、また BATH '70 は一応ステレオっぽいのですが、音質的に良好とは正直言いがたい)。今回のこのステレオ・テープ、その音質以外にも特筆すべき点があり、「原子心母」演奏前後がLPよりもかなり長く収録されています。演奏前は40秒以上、演奏後は20秒弱長く収録されています。まだまだ全容の明らかになっていない本公演で演奏以外の部分とは言え初登場部分があるのは特筆に値するものですが、しかも、それぞれに初登場となるロジャーのMC(演奏前ではブラス/コーラス隊の紹介、演奏後はThank you very much, good night)が含まれているから侮れません。また、「原子心母」出だし本タイトル Disc2 トラック4 CDタイム2:53-2:56付近にて元々のマスターに起因するカットがあったため、そこはLPソースからパッチしましたので、普通に聴いていても違和感なく鑑賞頂けます。今回ステレオテープが発掘されたことで、今後も音源発掘には予断を許さない状況ですが、これは間違いなく71年の最重要音源の質・量ともにアップグレードされた最新タイトルとして、無条件でオススメできる逸品です。

 3枚目にはあの ASPEKTE をプレスDVDで収録!
 2005年に奇跡的に発掘された、ドイツのテレビ局ZDFで放映された番組であり、過去に何度かギフトタイトルなどでお馴染みの映像タイトルですが、「今回プレス盤にしなければいつするのだ!?」というまさにコレ以上はないベストなタイミングでのカップリング収録が実現。
 内容的にはギフ トタイトルなどでお馴染みのものですが、今回はプレス盤化ということでメニュー画面を設け、より鑑賞に考慮した仕上がりとなっています。内容をおさらいしておきますと、1971年3月2日、ドイツのテレビ局「ZDF」で放送されたフロイド特集番組("Aspekte")を収録。収録時間は短めですが、オッフェンバッハ公演の前日ハンブルグ公演の「原子心母」の演奏シーンを、驚愕の高画質で見ることができます。ここでの地元オーケストラと合唱団との競演シーンはファン必見です。他にも貴重なリハーサル、インタビュー、鬼気迫る迫力でシンバルを打ち続けるロジャーの姿を捉えたオッフェンバッハ公演の「神秘」も収録しており、ファン必携の1枚になっています。リック・ライトによって語られる「音群移動装置」の秘密が非常に興味深く感じられることでしょう。フロイド・ブート史に燦然と輝くであろう、全てのファン必聴・必携の大傑作2枚組CD+DVD』
との事.

 このCDはコアなファンで無くとも,持っておいて損は無いです.

M-502 (Sigma 97)
 cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-Pink Floyd - M-502  (Sigma 97)
 Live At Grosser Saal, Musikhalle, Hamburg, GERMANY 25th February 1971
 Taken From Original First Press Double Vinyl LPs
 [Without Labels, Matrix "1, 2, 3, 4"]

 Disc 1
  1. Green Is The Colour
  2. Careful With That Axe, Eugene
  3. Cymbaline
  4. The Embryo
  5. Set The Controls For The Heart Of The Sun
  TOTAL TIME (49:33) 

 Disc 2 
  1. A Saucerful Of Secrets
  2. Atom Heart Mother
  Tape Source(Stereo) (*)
  3. Introduction by Roger Waters
  4. Atom Heart Mother
  TOTAL TIME (76:10)

  (*) Uher Report Reel To Reel And Two Sennheiser Microphones At High Speed

 Cymbaline
 
 Set The Controls For The Heart Of The Sun
 
 A Saucerful Of Secrets
 
 Atom Heart Mother
 
 Introduction by Roger Waters (Tape Source)
 
 Atom Heart Mother (Tape Source)
 


 DVD
  Aspekte
  $cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-Pink Floyd - M-502  (Sigma 97)
 Originally Broadcast On 02nd March 1971
  As A Part Of Programme "Aspekte" On German TV Station ZDF
  Pro-Shot Colour NTSC Approx. 12min.

  1. Intro.
  2. Atom Heart Mother (Hamburg 25th February 1971)
  3. Roger Waters Interview
  4. A Saucerful Of Secrets (BGM)
  5. At The Airport
  6. A Saucerful Of Secrets (Offenbach 26th February 1971)
  7. Rick Wright Interview
  8. Rehearsal In Offenbach
  9. Rick Wright Interview
  10. Geoffrey Mitchell Interview
  11. Nick & Roger Interview
  12. Atom Heart Mother (Hamburg 25th February 1971)
  13. Outro.
  TOTAL TIME (11:32)

 Saucerful Of Secrets (Offenbach 2/26/71)
 
 Atom Heart Mother (Part 1) (Hamburg 2/25/71)
 
 Atom Heart Mother (Part 2) (Hamburg 2/25/71)
 

 本CDの初回プレス分には,マトリックス番号「M-502」のオリジナルLP2枚組より,ダイレクトにコピーし,ピッチを補正した 2枚組CDR 「M-502 Original LP Version (Bonus 2CDR)」 がボーナス・ディスクが付属しています.

 メーカー情報では
 『既発 Sirene盤で特にオリジナル準拠という観点からも好評であった Sirene-176盤の Disc3-4 の「Original LP Version」部分をこのたび限定復刻CDR化。
 本タイトルは、オリジナル「M-502」LPからダイレクトに収録したものになります。状態の良いもの云々より、原盤を探すこと自体が困難な状況のなか、奇跡的に入手した非常に良好な状態のオリジナル・レコードからの完全復刻。
 この「M-502」LPは、その全ての盤においてセンターのホールアウトの位置ずれの関係で、3面と 4面においてピッチが揺れるという欠点がありましたが、それも完璧に補正したもの。この「Original LP Version」と当時の Sirene盤 Disc1-2 の Remastered Version を改めて聞き比べて見ると、出だしからかなり印象が異なり、派手めな処理が施されたRemastered Version では音圧があり音の立ち上がりが早い分ヒスノイズもかなり際だったものになっています。
 その反面、Original LP Version は音の立ち上がりがゆっくりで大人しめですが、非常にナチュラルで、なおかつ全体にふくよかで芳醇なサウンドと言ったところで、Sirene盤に関しては言えば、この Original LP Version のテイクを好む方は案外多いのではないでしょうか。また、今回の Sigma盤とこの Original LP Version とを比べて見ると、これがまた結構異なる質感であり、非常に興味深いものになっています。全体的な音量は控え目ですがトレースノイズもかなり控えめなSigma盤に対し、音量があるが出だしからトレースノイズが結構目立つ Original LP Version と言ったところで、その音量差もあるとは思いますが、Original LP Version でさえ今回の Sigma盤の前では若干派手めに聞こえるから不思議な物です。これが出自の異なる盤(マトリクスM-502盤とマトリクス1,2,3,4盤)によるものなのか、単なるマスタリングの違いなのか。とにかく、使用された LP盤や CD化の際のマスタリングの違いで随分と音の印象も異なって聞こえる事に驚くことと思います。この機会に是非、各自で聞き比べて見てはいかがでしょうか。』
との事.

 M-502 Original LP Version (Bonus 2CDR)
 $cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-Pink Floyd - M-502  (Sigma 97) #3

 Disc 1
  1. Green Is The Colour
  2. Careful With That Axe, Eugene
  3. Cymbaline
  4. Embryo
  5. Set The Controls For The Heart Of The Sun

 Disc 2
  1. A Saucerful Of Secrets
  2. Atom Heart Mother

 こちらの音源は過去のブログ「Pink Floyd - M-502 Collector's Edition (Sirene-176)」に貼り付けてありますので,そちらを参照してください.

 そして,この「M-502 (Sigma 97)」リリースに合わせたかのように,2013年5月20日にネット上に公開された,初となる同日のアンコールでの "Atom Heart Mother (Reprise)".本当に驚きです.それも貼り付けておきます.これが今回のリリースに間に合えば,本当に完全盤となったものと思われるので,非常に残念でなりません.
 [Encore]
 Atom Heart Mother (Reprise)
 


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[参考]
 M-502 (Ayanami-162)
 $cinnamonの音楽ときどき競馬予想-PF M502 Ayanami
 M-502 Collector's Edition (Sirene-176)
 $cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-PF M-%02 Collectors
 ネット上に音源がアップされた際に一緒にアップされた画像の一部
 cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-PF - M-502 Analog #2
 cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-PF - M-502 Analog #2
 cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-PF - M-502 Analog #1



 1971 UK And European Tour
 January
  17 Implosion,The Roundhouse,Chalk Farm,London,UK
  23 Refectory Hall,University Union,Leeds University,Leeds,UK

 February
  03 Great Hall,Devonshire House,University Of Exeter,Exeter,UK
  12 Lecture Theatre Block 6 & 7,University Of Essex,Wivenhoe Park,Colchester,UK
  13 Student Union Bar,Farnborough Technical College,Farnborough,UK
  20 Student Union,Queen Mary College,Strawberry Hill,Twickenham,London,UK
  22 Théâtre du Huitième,Lyon,France (Cancelled)
  24 Halle Munsterland,Munster,GERMANY
  25 Grosser Saal,Musikhalle,Hamburg,GERMANY
     [Aspekt, ZDF TV, Broadcast 7 March]
  26 Stadthalle,Offenbach,GERMANY
     [Aspekt,ZDF TV,Broadcast 7 March]
  27 ORTF TV Studios,Buttes Chaumont,Paris,France
     [Pop 2,ORTF2 TV,Broadcast 6 March]

 April
  03 Sportpaleis Ahoy,Rotterdam,THE NETHERLANS
  16 Top Rank Suite,Doncaster,UK
  22 Norwich Lads Club,Norwich,UK

 May
  07 Central Hall,University Of Lancaster,Bailrigg,Lancaster,UK
  15 Crystal Palace Garden Party,Crystal Palace Bowl,Crystal Palace,London,UK
  18 University Of Stirling,Stirling,UK
  19 Student Health Centre Refectory,Edinburgh University,Edinburgh,UK
  20 The Ballroom,University Of Strathclyde,Glasgow,UK
  21 Students Union,Trent Polytechnic,Nottingham,UK

 June
  04 Philipshalle,Dusseldorf,GERMANY
  05 Berliner Sportpalast,Berlin,GERMANY
  12 Palais des Sports,Lyon,FRANCE
     [Musicorama,Europe 1 Radio,Broadcast 13 June 1971]
  15 Abbaye de Royaumont,Royaumont,FRANCE
     [Cinq Grand Sur La Deux,ORTF2 TV,Broadcast 12 July]
  19 Palazzo delle Manifestazioni Artistiche,Brescia,ITALY
  20 Palaeur dello Sport EUR,Rome,ITALY
  22 Glastonbury Fayre,Worthy Farm,Pilton,UK (Cancelled)
  23 Main Hall,Hatfield Polytechnic,Hatfield,UK
  26 Free Concert,Amsterdamse Bos,Amsterdam,THE NETHERLANDS
  28 Celebration of Life,Cypress Pointe Plantation,McCrea, near Baton Rouge,LA, USA (Cancelled)

 July
  01 Internationale Musikforum Ossiachersee,Congress Center Villach,Stiftshoff, Ossiach,AUSTRIA


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 「Live At Technical College Remaster Edition (Gift CDR)
  $cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-PF - Technical College Remaster Edition (Gift)