午前中、深品クリーンセンター、午後から新市クリーンセンター、西部環境センターの視察をしました。
いずれも、一般廃棄物(家庭ごみ)の焼却処分を行う工場で、市民生活に欠かせない大切な仕事です。
深品クリーンセンターは16時間稼働。
新市クリーンセンターは8時間稼働。
西武清掃工場は24時間連続稼働です。
3場とも、運転管理は民間に委託しています。
(3場ともに燃焼温度は900℃以上で、好調です)
それぞれのプラントを立ち上げた会社、あるいは関連会社に委託しているのですが、本来なら、ゴミ処理は直営で、市の職員が直接運転管理を行うべきですが、近年、行政改革ということで、外部委託が行われています。
しかし、企業は利益を上げなくてはいけません。
どこで利益を上げるかと言えば、一つは人件費です。市の職員より低賃金で働くことになるのでしょうか?
もう一つは、様々な保守点検、修理を継続的にプラントを立ち上げた会社が受注できるということでしょうか?
アベノミクスは、「大企業の利益を保証する」「民間ができることは民間へ」と本来、直営で行うべきごみ処理や水道事業の民間委託を求めていますが、安心・安全・安価の確保という点で、厳しいチェックと検証をしてゆかなくてはなりません。
(焼却灰は最終処分場に埋め立てられます)