この記事は「のりこ 初めてAKB48イベントに参加する① 」と
「のりこ 初めてAKB48イベントに参加する② 」の続きです。
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さて、見事にヲタの仲間入りをさせられてしまった私＆息子カズ。
「私はあなた（ヲタ）達と違うんです！」
と福田元首相のようにキレたかったものの、
スタッフの好意を無にすることもできず
甘んじて『WOTA featuring のりこ＆カズ』の状況を受け入れることに。
ふときがつくと、私の近くに先ほどとは違うスタッフが立っていました。
（赤い○がスタッフ）
スタッフは約5ｃｍ四方の何か番号が書いてある紙を持っています。
そして、そのスタッフにヲタが次々を声をかけて、その紙をもらっていきます。
91、92、93・・・と連番の書いた紙をヲタ達に渡していくスタッフ。
あの紙はなんだろう？
もしかして、なんか抽選とかクジとかがあるのかな？
でもスタッフに声をかけないともらえなそうだし、
大型家電とか旅行券とかの素敵な商品がもらえるんだったら是非欲しいけど、
ヲタしかもらっていないところを見ると
どうせ景品はＡＫＢグッズなんだろうし・・・私、ＡＫＢに興味ないからいらないし。
なんて思っていたら、いつの間にやらスタッフの横におばちゃんが！
どうやら、多くの人が集まっていることから、このステージに興味をもち
境界線と言う名のテープを乗り越えてきてしまった模様。
おばちゃん！ここはヲタの聖域になっているのよ！
迂闊に近づいちゃだめ！
と言いたかったものの、既に私もその聖域に足を踏み入れているため
そんなことが言えるわけもない。
そんな私の心の葛藤などおばちゃんには届かず、スタッフに話しかけるおばちゃんＡ。
おばちゃんＡ「ちょっと、あんた何配ってるのよ。私にも頂戴よ。」
すると間髪いれずに、また他のおばちゃんＢがやってきました。
おばちゃんＢ「抽選とかやるんでしょ？こっちにも寄こしなさいよ。」
いきなりおばちゃん２人に囲まれて当惑するスタッフ。
（オレンジの○がおばちゃんＡとおばちゃんＢ）
スタッフ「いや・・・実はもうあと1枚しかないんですよね。」
見てみると、スタッフの手には「100」と書いてある紙が1枚残っているだけ。
え？1枚しかないの？
スタッフの言葉に、おばちゃんＡとおばちゃんＢがひるんだその一瞬の隙に
私自身、びっくりすることが！！
私「すみません！
それ、私、欲しいんですけど！！！」
びっくりするほど大きな声が出ました。
おばちゃん二人は私の迫力に負けていそいそと退散。
スタッフは驚きながら私に最後の抽選券を渡してくれました。
あれれ？なんで？
抽選券なんていらない、そう思いながら見ていたじゃない！私よ！
しかし、ＡＫＢ４８が食べ物なんだか着るものだんかかもわからないおばちゃん達が
とりあえず抽選券を欲しがっているそんな状況をみたら
わざわざ1時間かけてここまで来た私のほうが、
その抽選券をもらう権利がよっぽどあるんじゃないの？！
という感情が急に湧き上がってしまったようです。
OH！No！！
I am WOTA？
Noooooooooo！！！
もしかして、私の中にヲタ血が眠っているの？
その血が呼び起こされてしまったの？
((；ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
恐怖の戦慄に震える私の腕の中で、カズがうとうとと眠そうにしています。
そういえばそろそろ午前のお昼寝の時間。
このまま寝てくれれば、ベビーカーに下ろして私はのんびりトークショーを見ることができるのかも。
もうヲタの仲間入りさせられているんだし、この際ブログのネタのためにも聞いてみようかな。
先ほどからつまらない出来事の連続で自分の体の感覚がマヒしていたものの、
10kg超えのカズを抱く私の腕は既に限界に達しようとしています。
「よし！早く寝て頂戴！」
祈りにも似た気持ちでカズをトントントン・・・と寝かしつけ始める私。
瞼も2/3が閉じかかり、今にも寝そう・・・あとちょっと！
すると、恐れていた事態が発生しました。
ヲタ達「ゆっうっこーーーーーーー！！！」
黄色い声援・・・いえ、地を這うような怒号とでもいいますか・・・
ヲタ達の声援が鳴り響きました。
（注：AKBメンバー、大島優子ちゃんへの声援のようです。）
どうやら、ステージ上にＡＫＢが登場した模様。
夢の世界から、ヲタの声で起こされてしまったカズ。
カズ「びえぇぇぇーーーーーん！(｡＞0＜｡)」
ギャン泣きです。
ママも泣きたいよ・・・ ○|￣|＿
しかし、状況に怒ってみたところで、
どう考えても赤子連れでこんな場所にいる私達が間違っている。
ここはヲタ達の迷惑にならないように、この場を去らなくては・・・
ヲタ夫にもらった抽選券を渡し、いそいそとテープの外へ。
ここから先は、眠いのに寝そびれてしまい完全にグズリモードのカズと私との格闘。
ステージから離れたところで、ベビーカーを何往復もさせ
とにかくカズが寝てくれるか、ステージが早く終わってくれるかを待ちます。
その時間30分・・・。
永遠のように長く感じますよ、ホント。
しばらくして、ステージ付近まで戻ってみると
AKB「これから抽選をはじめますね～」
という声が聞こえました。
あ、抽選始まるんだ。
残り物には福があるっていうし、
おばちゃんから強奪するほどがんばったんだから当たるかもっ？
100番が最後の一枚だったから、きっと1～100番の抽選よね～
なんて思っていると
ＡＫＢ「じゃあ、引きますね～・・・（1枚引く）
番号は
ひゃく・・・・」
えぇぇぇぇ！！
ま、まさかの当選？！
ＡＫＢ「１１7番の方～。
おめでと～ございま～す。」
なんだよ！
100番以上の番号があったのかい・・・○|￣|＿
一気に興味を失いステージから離れて遠くのベンチで休むことに。
遠くからヲタ山のヲタだかりの中にいる、わが夫の姿が目に入りました。
そういえば、こいつ・・・ステージが始まってから
一度たりとも振りむかねぇ・・・
愛する？妻と、1歳の息子が心配じゃないのかよっ！！
はぁーーーーーーーー・・・・。
疲れ果てた体にムチ打って、機嫌の悪いカズの相手をしていると
ステージが終わったらしく、ニコニコしながらヲタ夫が戻ってきました。
ヲタ夫「いやーーー。
お目当てのコリスがほとんど見えなかったけど
シンディがまじやばかった～。
あぁ・・・シンディ、かわいいなぁ。」
シンディ？
ＡＫＢには外人さんもいらっしゃるんですか？
（注：浦野一美ちゃんという子をシンディというそうです。なんだ、日本人か。）
もうよくわからないけど、無事イベントが終わったようでよかった・・・。
AKB48を見て、ニコニコ・ツヤツヤ顔のヲタ夫と、
10年の歳月がたってしまったかのようなヨボヨボ・ガクガクしている私。
その後、伊勢丹にて買い物をするものの、
カズのグズリがエスカレートし、買い物は３０分で終了 ○|￣|＿
疲れ果てて帰ろうとした時に
そういえば画像を一枚も撮影してない！
ブログに行った証拠を残さねば！
と、看板の画像を撮影しにステージに戻ることに。
先ほどと違い、閑散としているステージを尻目に看板を撮影していたところ、
一人のおばちゃんがやってきてスタッフ（アルバイト？）の人に話しかけています。
おばちゃん「さっき、すごくたくさんの人が集まっていたけど、何だったの？」
アルバイト「あぁ、なんかAKB48っていうアイドルが来ていたんですよ。」
おばちゃん「えーけーびー？」
アルバイト「なんか、秋葉原の方で人気のアイドルみたいですよ。
ほら、集まっている人達も、それっぽかったでしょ？」
おばちゃん「あー・・・。そういえば、それっぽかったかしらねー。」
アルバイト「でしょー？それっぽかったですよねー。」
「それっぽかった」を連発する二人。
すみません。
あなた達の後ろに「それっぽい」私の夫が立っていますよ。
『二度といかねぇ』の意味、わかってもらえました？
↓ ↓ ↓
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実は今日の午前中、
ヲタ夫大好きな「えれぴょん」の写真集発売にともなう握手会のための引換券配布があり、
もちろんアクティブヲタになりさがったヲタ夫も行ってきたのですが、
結構おもしろい事件があったようなので、
近々それについて書かせていただきたいと思います。
ブログなのに、相当タイムラグがあってすみません・・・。
今日のことは今日書け！私！！