ヲタ夫 握手会に行く 前編 | ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~

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アイドル大好きなキモヲタ夫と結婚して既に5年。
2007年7月には二人の子供も生まれ、私は毎日子育てに奮闘。
夫はアイドルの追っかけとたまに子育てをしています。





7月13日 ヲタ夫が待ちに待った麻里子様の握手会の日だ。



銀座にお出掛けなんていいわね・・・もう何年行ってないかしら、銀座。






ヲタ夫「そろそろ出かけるよ。」






ヲタ夫の服装を見ると、パリッと糊がきいた半袖シャツ。


それ・・・私が暑いさなか、あなたが会社に着て行くと思って


アイロンかけているんですけど・・・。






妻の心、ヲタ夫知らず。







ヲタ夫「財布持った、握手会整理券持った、


携帯持った・・・忘れ物はないな。


じゃあ、麻里子様に会ってくるよ!」





そういい残して颯爽と出かけていくヲタ夫。









・・・・10分後。



タッタッタッドンッ




階段をかけ上がり、ドアを開ける音。



何があったのかな?と玄関を見ると、


汗だく・ツユだく状態になったヲタ夫が。






私「どうしたの?」



ヲタ夫「ハッ・ハッ・ハッ・ハンカチ・・・


忘れた・・・はぁはぁ。」





息も絶え絶えの汗だくヲタ。


我が夫ながら、キモイ






私「ハンカチ?そんなに必要なもの?」







ヲタ夫「麻里子様と握手する前に、


手の汗を拭かないと失礼でしょ?はぁはぁ。」







いや、ハンカチ取りに戻ったことで、


そんだけヲタ汁まみれになっている方が失礼かと。


キモイし。(しつこい?)





私からハンカチを受け取ると、脱兎のごとく駆け出していったヲタ夫。









30分後。銀座、福屋書店に到着したヲタ夫。


(ここからはヲタ夫から聞いた話です。( )内は私、のりこの突っ込みになります。)








握手会受付時間はもう過ぎているのに


まだ受付が始まらず、店内はヲタ達でごった返しています。




店内をうろつくヲタ達



(キャー!福屋書店さん!

店のイメージ崩れちゃうから、早く受付開始してー!)







混みあう店内で、やたら「雑誌 BOMB」を立ち読みする人が多い。


さすが、ヲタの集まり!!


(注:BOMBとは一般の方にはあまり知られていませんが、

ヲタ達が愛読するグラビア等が中心のアイドル雑誌です。)




しばらくすると、店の中の異様な雰囲気に危機感を覚えた福屋書店・店員が




「一般のお客様のご迷惑になりますので、


外にお並びくださ~い。」




と店内アナウンス。







「あ、オレは一般の客じゃないんだ!」


と、自分の置かれた立場に初めて気がつくヲタ夫。


(あなた方と一緒にされたら、普通のお客さんが迷惑ですから)









この日の東京の気温、32℃



銀座の太陽が容赦なくヲタ達を照りつけます。



銀座の太陽



またしても、ヲタ汁まみれのヲタ夫。


そして、同様にヲタ汁まみれのその他ヲタ達。



店外に出されるヲタ達


銀座にある書店とは思えない雰囲気。


(やっぱり、ヲタってチェック柄のシャツ好きだよね。・・・なんで?)








しばらくすると、熱中症の危険に気がついたのが



福屋書店・店員「すいませーん。やっぱり店内でお待ち下さーい。」




店員さん、ヲタの熱気にあてられて進行グダグダです。










とうとう開始時間になり、ヲタ達が順番に並べられます。





図解1


(ヲタ夫の説明を元に、ペイントで書いてみました。描画ソフト・・・欲しい・・・。)




「麻」が麻里子様で、ピンクのヲタ」がヲタ夫です。

手荷物検査所って・・・空港かよっ!








階段やらなんやらを並ばされて、やっとこの位置にたどり着いたヲタ夫。


パーテーション越しに、麻里子様がヲタと話す声が聞こえてきます。






「こ、こ、この裏に、


ま、ま、ま、麻里子様が・・・!」




はやる気持ちを抑えきれず、大興奮のヲタ夫。













図解2






順番が2、3進んだこの位置。


2枚のパーテーションの間に20cmほどの隙間が空いています。


もちろん、覗き込むヲタ夫。


・・・でも、麻里子様の姿はギリギリ見えないっ!!


いろんな角度で試してみるも、やっぱり見えない。




見えない故に、いやがおうにも高まる期待。
















図解3



この位置になった時、前の二人のヲタの会話が耳に入ります。



ヲタ1 「もうすぐ順番だよ。何て話す?」


ヲタ2 「えー、どうしようかな。なんて言えばいいかな。」







!!!



ヲタ夫、ここで驚愕の事実に気がつく。


もともと、握手会のため1~3秒ぐらいの時間しか与えられないと思い込んでいたものの


列の進み具合が意外とゆっくりしている上、


話し声が聞こえる・・・ということは、


一人当たり20秒ぐらいの時間が与えられている、ということである。






「な、な、な、なんて話せばいいんだろう・・・。」



そうこうしている間にも列が進みます。















図解4



この位置になると、前のヲタが邪魔なものの、


チラチラと麻里子様の姿が見えます。


「前のヲタの頭が邪魔だな・・・」


そう思いながらピョコピョコと麻里子様を覗き見していると


うしろのヲタもピョコピョコ。




きっと


「前のヲタの頭が邪魔だな」


と思っているに違いありません。





おそらく麻里子様側からみると、


ヲタ達のまったくそろってないZOOダンスのようでしょう・・・。




ヲタたち


FUN! FUN! WE! WE! STEP !STEP!

(ペイントで頑張ってます。お見苦しい絵ですみません。)


EXILEではなく、ZOOという私は古い人間でしょうか・・・。










図解5




そうこうしている間に、気がつくと順番が1つ前に!




ここまでくると、



ヲタ夫の心臓はバクバク


喉はカラカラ


頭は真っ白


茫然自失状態


でも、目は麻里子様に釘付け








そして、とうとう、ヲタ夫の順番に!









あれだけ綿密に練った作戦会議!


のりこを相手に何度も行ったシュミレーション!


ヲタ夫はいかに発揮できるのか~?













以下、次号!












(別に引っ張るつもりはなかったんですが、


絵などを入れていたらとても長くなってしまったので、


2回に分けさせていただきます。


変なところで切ったのは、あのなつかしの番組


「ガチンコ ファイトクラブ風」にしてみたかったからです。


くだらなくてすみません・・・)












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ここ数日、実家の仕事の手伝いなどで忙しい日々を送っております。


ペタ返し、漏れてしまっているかもしれません。


申し訳ないですm(_ _ )m



後編、できるだけ早くUPしたいと思っております。


今しばらくお待ち下さい。