「おまえはいつも同じことしかやっとらんのかい」
と言われそうなので、たまには変わった作業をしているところも書いておきましょうかね。
とは言っても、思いつきなので途中経過の画像はひとつもありませんが(笑)
今回の患者さんはこちらです。
ご依頼者はこのタンスの持ち主の娘さんです。
思い出がたくさんつまったこのタンスを、せまい場所にも置けるように
作り変えてほしいとのことでした。
娘さんとやりとりを重ね、下段に作製した天板を取り付けてチェストにすることに
しました。
こんなかんじです。
・・・とお見せしようと思ったら、画像がありません。
なんと撮り忘れていました(笑)
ま、いいんですけどね。今回のメインは別ですから(←言い訳)
みなさんお気づきと思いますが、下段を使ってもまだ残りの部材がありますよね。
引き出しの前板には、劣化しているとはいえとても綺麗なツキ板が貼ってあります。
何か小物を作りたいという娘さんとまたやりとりを重ね、
こんなものを作ってみました。
A4サイズがすっぽり入る大きさの小箱です。
本体の枠には引き出しの前板を使い、蓋には引き戸を使っています。
蓋をあけるとこんなかんじです。
底板用には綺麗な板が取れなかったので、新しい部材を使用しています。
他にも蓋のない箱をいくつか作製し、使える部分はほぼ使いきったと思います。
古いタンスだったので板の反りや収縮がひどく、かなり大変でしたが
思い出を残すお手伝いというのが私は大好きなので、まったく苦になりません。
品物をお届けすると、娘さんには大変喜んでいただけました。
小さな工房のため、大きなリメイクはできないこともありますが
細かいことや手の込んだことなら大好きです。
「こんなことはできるの?」 というお問い合わせ、ぜひお待ちしてます^^