先日お客様にストレッチとミオンパシーの違いについてご質問を頂きました。
拙著『「体の痛み」の9割は自分で治せる(PHP文庫』のレビューを
書いて下さっている方の中にも、
ストレッチと思い込んでいる方がいらっしゃったので、
今日はストレッチとミオンパシーの違いについてお話したいと思います。
みなさんは、ストレッチをする時にどこの筋肉を伸ばしますか?
そう、やわらかくしたいと思っている筋肉を伸ばして(ストレッチ)いますよね。
ところがミオンパシーでは
やわらかくしたいと思っている筋肉は伸ばすのではなく、むしろ縮めていきます。
イメージとしては、たるませてあげる。
つまり、ストレッチとは全く正反対の事をしているのです。
筋肉は一方を縮めると、その逆側についている筋肉は伸ばされてしまいます。
実際にセルフ整体をすると分かりますが、
例えば大腿直筋をゆるめようと思うと、その逆側についているハムストリングは伸ばされてしまいます。
どうしても、伸ばされている側に意識が行ってしまいますので、
皆さんストレッチをしているような感覚になるのですが、
私たちが見ているのはストレッチされている筋肉ではなく、
その逆のたるんでいる筋肉なのです。
みなさんも、セルフ整体にチャレンジする時は、
ぜひ、ストレッチされている筋肉に意識を持っていくのではなく、
たるませている(ゆるめている)筋肉に意識を持っていくようにしてみて下さいね。
それだけでも、筋肉のゆるみ方が変わってくると思います。
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