さて、今回は硬くなった(拘縮・ロックした)筋肉が
どのように感じるのかをお伝えします。
その前にみなさんに質問です。
筋肉をグリグリっと押さえて、
「痛い」場合と「くすぐったい」場合
どちらが、より筋肉は硬くなっていると思いますか。
おやすみ☆セルフ整体をご覧下さっている方や
セルフ整体教室に参加されている方、
既に私達の施術を受けたことがある方はご存知ですよね?
私達の整体法では、筋肉をやわらかくする前に必ず
硬くなった筋肉を施術を受けられる方とお互いに確認しながら緩めていきます。
どのように確認するかと言いますと、
筋肉をグリグリと押さえて確認していくのですが、
その時にどのように感じるかによって、
筋肉が硬くなっているかどうかを判断していくのです。
(もちろん指先でも硬くなっているかどうかは分かっているのですが…)
私達は、筋肉の感じ方を5段階に分けています。
ちなみに、硬くなっていない筋肉は
グリグリっと押さえても、ただ単に押さえられてると感じるだけで、
痛くも何ともありません。
つまり、それ以外の感じ方をするときは、
筋肉が硬くなっている可能性があるということですね。
それでは、硬くなった筋肉はどのように感じるのかご紹介していきます。
ロック第一段階目
グリグリっと押さえたら「痛い!」
はい、実はこれが第一段階目です。
痛いというのが実は一番軽いんですね。
意外でしたか?
それでは、それよりも硬くなってしまったらどのように感じるのでしょうか?
ロック第二段階目
「痛気持ちいい!」
そう、これは皆さんも結構経験あるのではないでしょうか?
マッサージされていた気持ちいいというのは、
痛いと感じるよりも筋肉が硬くなっている証拠なのです!
ロック第三段階目
「気持ちいい~」
グリグリされたくてたまらない時は、
実は筋肉が痛気持ちいいよりも硬くなっているということなんです。
ロック第四段階目
「くすぐったい!!」
これも、意外ですか??
グリグリと押さえてくすぐったいというのは、
最終段階の一歩手前なんです。
脇腹をこちょこちょしてくすぐったいのは、これは別に構わないのですが、
グリグリと押さえても、くすぐったいのであれば、
これはかなり筋肉が硬くなっているということなんです。
最終段階
いよいよ最終段階です。
痛い→痛気持ちいい→気持ちいい→くすぐったい
ときたら、最後は何となく想像出来るのではないでしょうか。
そうです。「麻痺」です!
グリグリと押さえても何も感じない。
あるいはサランラップかなにかの上から押さえているような感じがする
というのもこれに該当します。
筋肉は硬くなればなるほど、
感覚が鈍くなってくるので、このように感じるんですね。
いかがだったでしょうか。
くすぐったいというのが、痛いよりも酷い状態だと言うのは
ビックリしたのではないでしょうか。
私達は、まず筋肉が硬くなっているところを探して、
そして、90秒施術が終わるごとにちゃんと普通に押されてる感じなっているか
お客様と確認しながら施術を進めていくので、
お客様もきちんと効果を確認しながら施術を受けられるのです。
ちなみに、くすぐったいレベルまでくると、
自分で押さえてもくすぐったいと感じないのに、
私達が押さえるとくすぐったいと感じるという方が多いです。
恐らく押さえ方の問題なのでしょうが、
何回かセルフ整体にチャレンジされると
自分で押さえてもちゃんとくすぐったいと感じれるようになるみたいです。
他にも筋肉に関するお役立ち情報を掲載していますので、
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