私達の整体は、刺激を加えたりして筋肉を緩めるのではなく、
姿勢を取るだけで、筋肉そのものが柔らかくなっていきます。
なぜ、姿勢をとるだけで、筋肉が柔らかくなっていくのでしょう？
その現象だけをみると、とても不思議に思えますが、
筋肉が硬くなる仕組みを知っていれば、
不思議でもなんでもないことなのです。
ところで、筋肉が硬くなる仕組みとはいったいどんな仕組みなんでしょう？
ちょっと、想像しづらいですよね。
このように考えてください。
「筋肉は体を守る仕組みで、シートベルトのようにロックする機能がある」
車の運転中に追突されてむち打ちになる方はよくいらっしゃいますよね。
ところが、追突されて首の骨が折れるということは滅多に聞かないと思います。
これは、急激にのばされた筋肉がシートベルトのように
一瞬にしてそれ以上のびないようにロックするから、
むち打ちですんでいるのです。
それでも、間に合わず少し筋肉がプチプチと切れてしまうので、
その切れた部分が炎症を起こして、むち打ちなった直後は痛くて動かせないのですが、
痛みが引いた後も首の可動域(動かせる範囲)は以前よりも狭くなっているのではないでしょうか？
これはロックした筋肉がそのまま残っているからなんですね。
つまり、日頃皆さんを悩ませている肩こりや腰痛の原因は、
この正常な仕組みの上で起こっているのです。
だからこそ、無理に刺激を加えない私たちの整体でも、
筋肉のロックを解除してあげることができるんですね。
筋肉の正常な仕組みそのものを利用して緩めてあげているので、
ちゃんと筋肉のロックが解除される姿勢さえ見つけることができれば、
ご自身でも筋肉を柔らかくしてあげることができます。
そのやり方に関しては、セルフ整体の記事で紹介していますので、
ぜひそちらのページをご覧ください。(目次を参照)
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